金沢市議会議員 黒口 啓一郎

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黒口啓一郎・活動レポート

2025年3月議会一般質問③【金沢市の広報戦略】

3:広報戦略

Q:「広報戦略課」を設けるに至った本市の広報の課題、今後の広報戦略と新たな施策、広報強化のための民間登用をすべき

(黒口)
新年度の組織にあっては、現在の広報広聴課の業務を分け、広報戦略課として市長室に属する提案が示されました。 広聴・市民相談の業務を他部署に分掌して広報に特化した形となり、機能強化を図る思いの強さを感じますが、この判断に至った本市の広報の課題とは何でしょうか。
新たな施策では、職員自ら動画制作にあたる広報動画発信プロジェクト推進費が計上され、動画を活用して発信機会を増やしていこうという意気込みを感じます。 私はこれに積極的に挑んでいただきたいと思う一人ですが、この戦術を打ち出すに至ったのはなぜか。 その狙いを含めて、今後重視する広報戦略を市長にお伺いします。
私は昨年の9月議会で広報に関する懸念を質問しました。その対策として、多岐にわたる課題をクリアするための知識ノウハウを本市が持つために、優れた知見経験を有する民間人材の登用を提案しました。
あらためて、その観点に対しての所感を市長にお伺いします。

 

■答弁:市長

広報戦略課につきましては、能登半島地震を契機として、規制情報を適時適切に発信することの重要性を改めて認識したところであります。 より戦略的かつ積極的な広報の実践に取り組むため、広報に関するマネジメント体制を強化し、組織としての広報力を高めることが課題と感じています。
インターネットやスマートフォンの普及によりまして、動画による情報の発信と閲覧が急速に増えてきている中、本市におきましても、ユーチューブやインスタグラムなど動画による配信を強みとしたSNSのさらなる活用と市民の利用促進を図るため、動画広報を充実強化することといたしました。
実施にあたりましては、若手職員を中心としたプロジェクトチームを立ち上げ、撮影技術や投稿マナーの研修を通して通して高校力の向上を図りながら、柔軟なアイディアや行動力を生かした動画の発信に取り組みまして、利用者の自然への関心をより高めていきたいと思っています。加えて、利用者の多い市の公式LINEにつきまして、希望する情報を選択できる機能を導入しまして、利便性の向上を図るなど、SNSの活用を重視するとともに、引き続き多様な媒体を用いた広報戦略を展開してまいります。
本市では、広報分野に見識のある金沢美術工芸大学の教員に広報ディレクターを委嘱しております。 その中で、広報戦略や個別事業の広報、各種広報媒体の効果的な活用などに関する助言をいただいております。 その他、必要に応じてコピーライター、SNS運用運営アドバイザーによる専門相談も実施しているところであります。
加えまして、情報システムと広報分野に精通した市職員OBの情報統括責任者CIOからも、広報におけるデジタルの効果的な活用などについてアドバイスをもらっているところでありまして、現在のところ民間人材の雇用までは考えておりません。

 

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2025年03月27日 17:22

2025年3月議会一般質問②【少子化対策・子育て支援】

2:少子化対策・子育て支援

Q:社会減対策の結果と分析、データに見る少子化対策の効果

(黒口)
質問の第二は、少子化対策に関してお聞きします。 市長が繰り返し述べられている歯止めをかけるラストチャンスの五年間に入ってきます。その中にあって、今年度、社会減の対策としては、本市に定住する子育て世帯に補助を出す施策が盛り込まれましたが、効果はどうだったのでしょうか。その結果と分析をお示し下さい。
そして多岐にわたる少子化対策。子育て支援策を総合的に展開した結果、少子化に歯止めをかける効果は、データの面でどのように表れているのでしょうか。その状況を踏まえて、新年度にはどの点に力点を置いて取り込まれるのか、市長の所見をお伺いします。

 

■答弁:都市整備局長

本市に定住される子育て世帯に対する補助制度の結果と分析についてお尋ねがございました。
本市の住宅取得支援制度につきましては、街中を含む居住誘導区域における移住定住を促進して区域外への人口流出を防ぐため、昨年10月より子育て世帯や若い世代移住者に対して奨励金を加算するなど、制度の拡充を図ったところでございます。
制度の拡充から現在までの子育て世帯の認定件数は37件で。 昨年度の同時期の認定件数である9件の約4倍となったことから、子育て世帯の定住促進に一定の効果が出ているものと捉えております。 今後とも制度の利用を促してまいります。

 

■答弁:市長

少子化対策に関しましては、晩婚化未婚化の進行や新型コロナウイルスの影響から、全国的に出生数や出生率、婚姻数が減少しております。 本市におきましても。令和5年の出生数が3000人を割り込み2829人となったほか、出生率は1.29、婚姻数も1751件に減少するなど、大きな危機感を抱いております。
加えまして、2030年には、2030年代には若者人口が減少急減いたしますことから、今後5年間が少子化への対策を強化しなければならない期間と考えまして、結婚や子供を持つことの希望をかなえられる町の実現を掲げまして、明年度、予算に若者の婚活支援や三歳未満児の第二子保育料無償化、また奨学金の返還支援などの具体の施策を盛り込んだところでありまして、取り組みを強化してまいります。

 

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2025年03月27日 17:13

2025年3月議会一般質問①【まちなかの跡地活用】

1:まちなかの跡地活用

日本銀行金沢支店跡地

Q:樹齢約500年のタブノキの評価、取得交渉においての市の考え、市民公開への所見

(黒口)
最初の質問は金沢の街のど真ん中。香林坊の日本銀行金沢支店跡地についてです。現在、日銀との売買交渉の段階に入られました。村山市長は既存の建物を生かし「早期により多くの市民の方に開放したい」との考えを述べられ、当初予算案では「日本銀行金沢支店跡地先行利活用準備費」が計上されています。
私はこの跡地活用に関して、支店がこの地に建つ前から長きにわたって大事にされてきたタブノキについてお聞きします。本市としては、支店跡地にあるタブノキをどう評価しているでしょうか。市長にお尋ねいたします。
日銀金沢支店跡地は、金沢最古の神社と言われる石浦神社の前身である石浦山王社の跡地に位置し。この地に植わっていたタブノキは樹齢が500年とも言われております。 日銀金沢支店では、枝の剪定の時や年末年始月初めに支店長以下、幹部職員が参拝され、金融経済の発展などを祈願されてきました。 今触れたことは、本市が制定する緑のまちづくりの推進に関する条例に基づく「保存樹」に登録されるほどの特色を有してはいないでしょうか。
今後の取得交渉にあたり、このタブの木についてはどのような考えで臨まれるのか、また跡地取得ができた際には市民への交換についてどう考えておられるか、市長の所見をお伺いします。

 

■答弁:市長

日本銀行金沢支店跡地にあるタブノキは、1580年天正八年に発生した大火から焼け残った日除けの木との言い伝えがあることや、北陸経済の発展を見守るご神木として代々大切にしてきたと日本銀行からお聞きしております。
大変由緒ある木だと思っています。そうした歴史的価値に加えまして、健全で木の姿が美感上優れております。その他、街中で幹回りが5mを超える巨木については、都市景観の観点からも貴重な樹木でありますことから、「保存樹」に相当する特色を備えていると考えております。
先月18日、日本銀行から金沢支店跡地について、本市と売買交渉を開始する旨の。別町。受けましたことから、取得に向けた協議を本格化してまいりますが、 取得をできるだけ早い段階で市民や来街者が気軽に立ち寄れることができる空間として先行利活用したいと考えております。
タブノキを含めまして、敷地や既存の建物を可能な限り開放して、にぎわい創出につなげたいと思っております。(市長)

 

旧新竪町小学校跡地

(黒口)もう一点は、旧新竪町小学校の跡地活用についてです。 新年度では基本構想を策定する策定される予算案が示され、提案理由説明では有識者等で構成する懇話会を設置する方針が示されました。
旧新竪町小学校跡地を市長は地域だけでなく多様な人々が交流し、街全体の活性化に資する場所と捉えられ、令和4年の地域の要望を踏まえた上で、今議会では大学サテライト機能を備え。多様な主体が連携し、幅広い世代の人々が交流する施設とイメージを表現されました。 この考えに基づき、基本構想をまとめるこの講話会では、どのような分野の方々をメンバーに構成されるのでしょうか。
また、構想策定後、完成までのスケジュールを見通されていましたら、合わせてお尋ねいたします。

 

■答弁:市長

旧新竪町小学校跡地につきましては。明年度、学識経験者や大学関係者をはじめ、 地域活動を支援する専門家や若い世代、地元関係者などで構成する懇話会を設置したいと思っています。
大学サテライト機能を備え、多様な機体が連携し、幅広い世代の人々が交流する施設の整備に向けまして、まずは基本的な考え方や必要な機能などを検討し、基本構想を取りまとめたいと考えています。 現時点で施設の完成までのスケジュールを想定することはできませんが、町全体の活性化に資する重要な場所であるということも踏まえて取り組んでまいります。

 

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2025年03月27日 16:37

一般質問に登壇します|金沢市議会 6月定例月議会

金沢市議会|6月議会で一般質問します・黒口啓一郎

今週は19日から一般質問が3日間にわたって行われます。

所属する会派からは5人が登壇予定。私も一般質問に臨みます。

任期最初の議会から連続して6回目の登壇となります。

議会は傍聴することができます。詳しくはこちらをご確認ください。

発言通告した一般質問

1.補正予算案について

①被災者生活家電購入助成費

・みなし仮設に入居された被災者世帯を全てフォローできているか

・孤独死防止策について聞く

・市営住宅への震災による入居状況

・今後の課題と対策は

②災害関連歴史的建造物復旧助成費

・復旧により耐震強度はどうなるか

・耐震補強まで後押しをすべきでは

2.防災・減災の見直しについて

・防災アドバイザーの指摘、助言について具体的に聞く

3.熱中症対策について

・クーリングシェルターに公民館を加えることはできないか

・日陰がない屋外スポーツ施設での熱中症対策について

4.自治体DXについて

①「証拠に基づく政策立案」(=EBPM)の本市での取り組み状況は

・今後、どの分野に広げていくか

・行政データの利活用環境について

②DX推進へ「業務を見える化する手法」(=BPMN)の取り組み状況は

・これまでの成果について

5.生成AIの活用について

・本市でのchatGPT活用について

・業務効率向上への手応えは

・先進自治体との連携について

2024年06月17日 13:04

金沢市議会 6月定例月議会がスタート

金沢市議会2024年6月議会初日のコピー

金沢市議会は令和6年度6月定例月議会が6月11日から始まりました。

新たな議長が選出された後、村山市長から6月補正予算案の提案理由説明を受けました。

この補正予算案を審議するため議案調査に入り、議員各自がチェックをしていきます。

19日から21日の3日間は一般質問があり、ここに向けて私も準備中です。

昨年6月の初めての議会から毎回、議会で登壇していまして、これで6回目となります。

 

議会で何が提案されたのか?がわかるように、この記事に市長の提案理由説明を載せました。

長文となりますが、これを目にされたのを機にどんな内容なのかご一読ください。

※ 補正予算案の内容は、金沢市のホームページでご覧になれます。

 

市長提案説明

 

令和6年(2024年)6月11日

 

令和6年度金沢市議会6月定例月議会 市長提案説明

 

本日、ここに各位のご参集をいただき、令和6年度金沢市議会6月定例月議会が開かれ るにあたり、市政の概況と提出議案の大要につきまして、ご説明いたします。

 

【市政の概況】

さて、能登半島地震の発生から5か月が経過しました。この間、本市被災者の安全確保や生活支援、公共インフラの応急復旧に加え、能登被災地への支援など、市としてなし得る限りの最善を尽くしてきたところであり、引き続き、復旧・復興に向けて、切れ目のない効果的な対策を講じてまいります。
はじめに、被災した道路や河川、下水道管路などの公共インフラにつきましては、国の災害査定が始まっており、測量・設計が完了したものから順次、本格復旧工事に着手してまいります。また、農業用施設についても、農作物の作付けなどに間に合わせるべく復旧作業を本格化しており、併せて、被災した農業者の農業機械や漁業者の漁具の再取得などを支援することで経営を後押ししていきます。
さらに、被災者の生活再建に向けて経済的負担が大きい宅地や住宅の復旧について、県制度を活用し、宅地の地盤改良や住宅基礎の沈下・傾斜などの修復を支援するとともに、 被災により耐震性が低下した木住宅を対象に、耐震診断や改修、建替えに対する助成制度を創設し、安全性の確保と負担の軽減に努めてまいります。

 

また、大規模な斜面の崩落があった田上新町や、液状化により地盤の隆起や沈下が生じた粟崎地区につきましては 、応急復旧が完了し、測量調査などを進めるとともに、今月3日には、推定される被災メカニズムや復旧工法の方向性を検討する「被災地区復旧技術検討会議」を立ち上げ、専門家からご意見をいただいたところです。今後、地域の皆様との意見交換を踏まえ、被災地区ごとの特性や実情に応じた最良の工法を検討し、本格的な復旧に取り組んでいきます。

特に、粟崎地区につきましては、将来の液状化リスクの低減に向けて、道路などの公共施設と宅地を一体的に整備する国の宅地液状化防止事業の活用も含め、地域住民との協議を進めているところです。ただ、本格復旧に向けては、事業期間が長くなることが想定さ れることから、事前に道路高を調整するなど、先に述べた、宅地にかかる助成制度の活用 に支障が生じないよう、被災者に寄り添った柔軟な対応に努めてまいります。

加えて、市指定文化財や重要伝統的建物群保存地区における建物については、本格 復旧に向けた国や所有者との協議が概ねまとまりましたので、補助率を拡充した改修支援 制度の活用を促しながら、早期の復旧につなげていきます。

 

また、能登半島地震において浮き彫りとなった、災害対応における様々な課題を検証するため、先月20日に能登半島地震課題検証会議の第1回会議を開催し、避難所運営や情報伝達方法、広域避難のあり方などの改善に向けた議論を開始しました。新たに委嘱した防災アドバイザーの助言も得ながら、より一層実効性の高い具体の対策を地域防災計画や避難所運営マニュアルに盛り込んでまいります。

 

一方、能登被災地への支援につきましては、8月中に希望者全員の仮設住宅が完成するとの県の見通しを踏まえ、本市における避難所の運営を8月末まで延長することとしました。なお、避難者の仮設住宅などへの入居が進んでいることから、今月から老人福祉センター鶴寿園と卯辰山公園健康交流センター千寿閣の2か所に避難所を集約しています。介護支援専門員等による相談支援を継続するなど、引き続き、被災者一人ひとりに寄り添った避難所運営に努めていくとともに、町会などが実施する被災者支援活動補助の対象に先月から能登地域での炊き出し活動を追加することとしました。

さらに、8月に能登町で予定していた全国中学校体育大会のソフトテニス競技を本市の城北市民テニスコートに移して開催するほか、金沢文化スポーツコミッションの誘致により、モルック競技の震災復興スポーツ大会を11月に七尾市で開催することとしており、能登と金沢の交流を図りながら、
スポーツの力で能登の復興を支えていきたいと考えています。

また、被災地の伝統工芸産業を支援するため、「KOGEI Art Gallery 銀座の金沢」において、先月の珠洲焼に続き、来週19日より輪島塗の特別展を開催するほか、県と連携しながら、金沢港に寄港するクルーズ船内において、能登を中心とした地域産品の試食や伝 統工芸の実演を通じたPR活動を展開するとともに、埠頭で販売ブースを設置するなど、魅力発信と消費拡大につなげてまいります。

 

一方、地震により冷え込んだ経済の消費喚起策として打ち出した金沢の買い物応援商品 券については、全ての商店街で概ねスタートしており、プレミアム率を上乗せしたことで、 想定以上に好評を博しています。先般発表された日本銀行金沢支店の金融経済月報では、 北陸の景気について、復旧復興需要や生産正常化が進むもとで、回復に向けた動きがみら れているとしており、こうした動きを確実なものとするためにも、国庫補助内示を受けて、 公共事業費を追加し、当初予算分と合わせ早期かつ切れ目のない工事発注に努めるなど、 地域経済を下支えしてまいります。
また、県と歩調を合わせ、デジタル関連企業の集積をめざす立地助成金を創設すること としており、引き続き、オフィス誘致や企業立地を促進することで、雇用の創出と地域経 済の活性化につなげていきます。

他方、市民生活における物価高騰対策につきましては、今月3日を基準日として、新た に住民税が非課税となる世帯等に対する緊急支援給付金については今月下旬から、定額減 税の恩恵を受けきれない方に対する調整給付金については来月下旬から、順次確認書を送 付することとしており、早期の支給に万全を期してまいります。

 

さて、地震や景気対策など直面する課題への対応とあわせ、10年後を見据えた未来共創計画を着実に実践していかねばなりません。
まず、新たな文化体験機会の創出を図るため、昨年のいしかわ百万石文化祭のレガシー として、県と連携し、ミュージカルや演劇など、舞台芸術の楽しさを体験できる「いしか わ舞台芸術祭(仮称)」をこの秋に開催し、若い世代の文化活動の裾野を拡げていきます。;

一方、市民の健康の増進に向けて、先月、健康分野における国際的なネットワークである健康都市連合への加盟が北陸で初めて認められました。これを機に、未病対策などに関する先進都市のノウハウを得ながら、新たな施策の展開を図るほか、今夏の熱中症対策として本市公共施設の一角に避暑休憩スペースを設置するクーリングシェルターについては、当初予定を拡充して、市内図書館など14か所で設置することとし、来月初旬より供用を開始します。

 

また、市立病院の再整備では、先月23日に開催された国有財産北陸地方審議会において、平和町公園を市立病院用地として売却する方向で了解が得られましたことから、今後、基本計画の策定に鋭意取り組むとともに、北陸財務局と用地取得に向けた協議を進めてまいります。
他方、子育て環境の充実については、増加する児童クラブの利用ニーズに応えるため、今回、鞍月地区の児童クラブの増築にかかる助成金を追加することとしました。共働きの家庭が増える中、引き続き、待機児童の解消を図ることで、子育てと仕事が両立できる環境づくりに努めていきます。

また、これまで泉野地区の小規模公園について、地域の意見を反映した上で、機能分担や再編を進めているところですが、今般、国の追加内示があったことから、昨年度、緑のまちづくり審議会で次期候補地として選出された笠舞地区を新たな対象として、公園の再生と利活用の推進に向けた基本計画を策定してまいります。

次に、ゼロカーボンシティかなざわの実現に向けた本市における取り組みとして、先月開催されたPFI事業検討委員会において、市公共施設照明のLED化をPFI方式で導入することが最も有効と判断されましたので、来年度の着工に向けて、事業者選定などの必要な手続きを進めていきます。
加えて、来年4月から実施する製品プラスチックの分別収集・資源化に向けて、8月から市内全町会等を対象とした説明会を開催するなど、丁寧な説明に努めながら、制度の円滑な導入に向けて鋭意取り組んでまいります。

 

次に、都市づくりの面では、金沢駅東から片町に至る都心軸について、先月20日に都市再生緊急整備地域準備協議会の第1回会議を開催し、現状や課題、めざすべき方向性についてご意見をいただいたところです。引き続き、議論を深めながら、緊急整備地域としてのエリアと、開発の考え方や求められる機能などを盛り込んだ地域整備方針の素案を作成し、国による早期の指定をめざしていきたいと考えています。
さらに、片町四番組海側地区の法定再開発事業が、先般、本市の都市計画審議会において承認され、県との協議を経て、早ければ来月にも都市計画決定を受けることから、今後取りかかる基本設計と事業計画の策定を積極的に支援し、都心軸のにぎわい創出につなげていきます。

また、周辺道路の交通渋滞緩和や立体交差によるアクセス向上を目的として、かねて整備を進めてきた泉・野々市線については、概ね用地取得に目途が立ったことから、道路改良工事に取りかかることとし、まずは、北陸鉄道石川線と立体交差する高架橋の橋梁下部工に着手します。
加えて、都市景観に関しては、3月末に県が策定した金沢港将来ビジョンの中で、港周辺の土地利用の方向性が示され、景観誘導が可能となったことから、海の玄関口にふさわしい景観の創出に向けて、景観重点区域の追加指定や景観形成基準の設定など、具体の検討を進めていきます。

 

一方、地域の再生につなげる関係人口の拡大についてですが、本市のまちづくりに関わる人材を創出するモデル事業を募集したところ、県内外から多くの提案をいただきました。先般、空き家を活用したコミュニティの形成や、若者によるまちづくりサミットの開催などの事業を選定したところであり、民間事業者の視点やネットワークを持続的に活用してまいります。

 

さて、かねてから検討を重ねてきた北陸鉄道線のあり方に関しては、国の支援制度を迅速かつ最大限に活用できる「みなし上下分離方式」の導入と支援に係る負担について、県 や沿線市町との協議が調ったことから、令和7年度から15年間の鉄道施設・車両の更新と維持管理に係る計画事業費141億円について、国の補助を最大限活用した上で、県及び沿線自治体と協調し、本市としては約28億円を支援したいと考えています。 現在、来月の法定協議会にお諮りする特定事業計画の策定を進めており、鉄道線を地域の財産と位置づけ、県や沿線自治体、北陸鉄道が協力して公共交通ネットワークを再構築し、利便性向上や運転士不足対策などに一丸となって取り組んでいきます。

 

ところで、来月29日に台南市で開催される第10回日台交流サミットに、私自らが出席することとしました。能登半島地震における台湾全土からの支援に対し、直接、感謝の言葉を伝えるとともに、台湾の首長や地方議員の方々と観光や経済、文化などの幅広い分野で意見交換を行い、台湾との交流を一層深めてまいります。

 

【提出議案の説明】

さて、今回提出いたしました補正予算案は、能登半島地震関連にかかる経費をはじめ、国庫補助金の増額決定に伴う公共事業費など地域の活性化に資する経費の追加が主な内容であり、全会計の総額は、115億6,287万2千円となりました。
能登半島地震関連でありますが、先に述べた主な取り組みのほか、市営住宅や賃貸型応急住宅などに入居される被災者に対する洗濯機、冷蔵庫、テレビの購入助成をはじめ、危険ブロックなどの除去や宿泊施設の改修に対する助成枠などを追加しています。
都市整備・土木関係では、国庫補助の増額決定を受けて、観音町通りの無電柱化にかかる修景工事や、夜間景観の創出に向けた、金沢駅地下広場などのライトアップにかかる実施設計などに着手してまいります。
経済・農林水産関係では、金沢港を利用する企業のコンテナ輸送の効率化に向けた取り組みを県とともに検討するほか、新規就農希望者に対し実務指導を行う農業生産組織を支援していきます。
環境関係では、西部環境エネルギーセンターの蒸気タービン発電機取替工事などを前倒しするほか、福祉健康関係では、第9期介護保険事業計画に掲げた高齢者施設の整備を支援します。
このほか、文化スポーツ関係では、大会などの誘致に向けたスポーツ庁の補助制度を活用し、関西・中京圏の旅行会社の招請費や文化体験の合宿プログラム策定費などを追加するとともに、都市政策関係では、金沢港の整備にかかる市負担金を計上しています。

 

予算以外の議案では、来年4月に三谷小学校を不動寺小学校に統合するための「金沢市学校設置条例」の一部改正など条例案8件のほか、兼六小学校の校舎移転整備工事にかかる請負契約の一部変更や、ふらっとバスに電動バスを導入する財産取得議案など8件をお諮りしております。また、報告案件として、議会の委任を受けて過日専決処分した金沢市税賦課徴収条例の一部改正など11件を報告しています。

 

以上が議案等の大要でございます。何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げます。

 

2024年06月12日 16:55

金沢市12月補正予算案と”新たな都市像”が示されました。

12月補正予算案の内示|金沢市議会
12月1日からは12月定例月議会が始まります。
議会が始まる1週間前となる今日は、市執行部から12月補正予算案が示されました。

今回の補正予算は通常ではあまり見られない形で提案されました。
政府が物価高対策で住民税非課税世帯に7万円を支給する事業については他の予算案と切り分けて、議会初日に採決をするというものです。
年内の12月下旬に支給できるようにするためで、他の予算案と一緒に議会最終日に採決していては間に合わないからということです。

そのほかにも多方面に物価高対策を取っています。
・子育て世帯に年度末(2月下旬からの予定)に18歳以下の子ども1人当たりに1万円の臨時給付金を支給
・福祉施設(介護事業所や障害福祉施設など)に食材料費の高騰分の一部を助成
・中小企業の電気料金などに対する支援金の支給を継続
に加えて、
市民の買い物負担の軽減と消費喚起のため、商店街が実施する20%のプレミアム付き商品券の発行を支援するという事業も盛り込まれました。
(物価高の中で節約志向が強まっているのでしょうか…)

そのほか、バスの利用を促すため、まちなかの商店街で買い物をした方へバス乗車券を配布する事業や、バスのキャッシュレス決済の導入支援などもあり、総額で81億1097万円となっています。

印象は物価高対策が色濃い予算案になったなという思いです。しっかりと審議に臨んでいきたいと思います。
2023年11月24日 16:37

6月議会一般質問②【災害廃棄物処理計画について】|金沢市議会議員 黒口啓一郎

【6月定例会報告】

一般質問とその答弁について項目を整理して報告していきます。

2回目は、災害廃棄物処理計画の見直しについてです。

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(質問)

「令和5年奥能登地震」で珠洲市には災害廃棄物を分別する仮置き場が設けられたが、地震発生後2週間の時点で搬入ペースに、受け入れや処分が追いつかない状況になったとの新聞報道があった。 私も珠洲市へ災害ボランティアに行った際、災害廃棄物の搬入を手伝って、この仮置き場に行ったが、見た目にも大量の廃棄物が集まっていることは一目瞭然で、災害時の重要な対応課題であるとあらためて感じた。

この災害廃棄物処理については「金沢市災害廃棄物処理計画」が策定され、金沢市地域防災計画で想定している直下型地震や水害が起きた場合の処理計画が立てられている。

内容を見ていくと、本計画は平成28年(2016年)に策定され、7年が経過する中で本市の人口やごみ発生量、新たな埋立場の運用開始など計画に関わるデータなどが変わってきている。令和3年(2021年)には、環境省が「災害時の一般廃棄物処理に関する初動対応の手引き」の最新版を示している。

令和元年(2019年)に長野市で起きた水害でも職員を派遣し、災害廃棄物処理の現場を経験していることもふまえ、様々な変更要素を考慮すると本市の災害廃棄物処理計画については、見直しをかける時に来ているのではないかと思うが、市としての考えを聞く。

(市長答弁)

本市の災害廃棄物処理計画は、石川県が策定した災害廃棄物処理指針や本市の地域防災計画による想定被害等をもとに策定している。

今後、県や地域防災計画等の改定状況等に応じて適時見直しを検討していく。

2023年07月10日 16:36

6月議会一般質問①【奥能登地震からの教訓について】|金沢市議会議員 黒口啓一郎

【6月定例会報告】

一般質問とその答弁について項目を整理して報告していきます。

 

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(質問)

珠洲市を中心に甚大な被害が発生した「令和5年奥能登地震」では、地震発生後、被害の大きかった珠洲市に直ちに各自治体からの応援派遣が 入り、本市からも、消防局・都市整備局・土木局・企業局・福祉健康局・環境局から 次々と支援に入った。 その支援や、今回の被災状況から 本市における防災・減災の取り組みにつながる点はないか聞きたい。

2007年の能登半島地震以来となる、県内での震度6強が起きたこの地震では6月26日現在で、1人が亡くなり、負傷者47人、 住家の被害はこれまでに全壊36棟・半壊256棟の被害が出ている。

また、災害廃棄物が大量に生じたり、観光名所の見附島が一部崩れるなど地域の観光資産にもダメージを受けるといった様々な影響が生じている。

石川県内で発生した直近の震度6強のこの地震災害から 防災・減災の観点で本市が教訓や課題とすることはどのような点があるか、市長の所見を伺う。

 

 

(市長答弁)

災害における防災・減災の対策の推進は、行政の責務であると認識している。これまでも大規模地震を受けて災害に強い施設整備を進める一方で、被害を最小限にとどめるため情報伝達体制の充実や防災訓練の実施に取り組んできている。

先般の奥能登地震を受け、日頃からの世代を超えた地域のつながりも防災・減災において重要であると実感した。

このことから今後とも地域の皆様と連携した防災訓練などを継続的に実施し、市民の防災意識の向上を図るとともに地域コミュニティの醸成にも努めていく。

2023年07月07日 19:25

ブログで報告してまいります|金沢市議会議員 黒口啓一郎

このたび金沢市議会議員として1期目の任に就かせていただくことになりました。

皆様のご支援のおかげです。ありがとうございました。

 

5月2日から任期が始まりましたが、ホームページの更新ができておりませんでした。
今後は、ブログで活動を報告してまいります。

さて、この間ですが、まずは5月11日が初めての本会議。

審議に臨む初めての議場で、終始緊張でした。
 

金沢市議会は、いつでも議会が開けるように「通年議会」という形をとっています。

定例会と呼ばれる、6月・9月・12月・翌年3月の

今日の議会は、新たな顔ぶれとなった金沢市議会で議長、副議長を選出。

常任委員会や特別委員会など、様々な委員会についても所属が決まっていきました。


私は、
常任委員会:建設企業常任委員会

特別委員会:少子化対策特別委員会
に所属します。

 

次回からは、6月議会の一般質問について報告します。

 

2023年07月06日 17:01

金沢市の今後の課題を再認識【三馬公民館での市民意見交換会】

IMG_8348のコピー

昨晩、金沢市の都市計画についての地元向け市民意見交換会があり、

今後、どんな課題が金沢市にあるのかを見渡す良いきっかけになりました。

 

説明があったのは、5年前に作られた「金沢市集約都市形成計画」というもの。

今回、見直しがされて、三馬地区の変更が入る箇所を説明しますということでした。

 

私は、金沢市の今後を考える上で、今一度詳しく聞いて、最新の状況を確認しようと参加。

 

 

金沢市の人口は、2040年には約41万7千人になると見立てられています。(金沢市人口ビジョンより)

今、45万9千人台なので、4万人余り少なくなることになります。ざっくり言えば、17年後に今より1割減に。

 

その見通しから、今より人口減少や高齢化が進んでも対応できるようにと立てられた都市計画。

説明の中では、街をコンパクトにして、公共交通の便利な中心市街地や、主要バス路線が通るエリアに人口が集まるようにしようという考え方がポイントに挙げられていました。

これに災害に強いまちづくりの考え方(特に水害)を加えたのが、今回の変更でした。

 

この計画では、人口が減って高齢化が進むことで、いろんな課題があると想定されています。

 

少しピックアップすると

・地域コミュニティ(=地域の人のつながり)が薄まる

・お年寄りが安心して暮らせる生活環境が低下

・公共交通が衰退

・災害に備えた防災・減災力の低下

・行政サービスの効率が低下

と様々挙げられています。

 

どれも、私たちの暮らしにとっては耳の痛い話です。

 

今後、人口減少していく金沢市で、多方面にわたる課題が出てくることを都市計画という切り口から再確認できました。

 

これ以外にも課題は、少子化対策、子育て支援の面でもそうですし、

お年寄りの暮らしを支えるには、福祉・医療・介護・地域コミュニティと課題は多岐にわたります。

防災・減災は、地域にマッチしたやり方を考え、地域で活動していくことも大事だと思います。

 

人口減少の時代に起こる地域の課題に、金沢市全体の課題に向き合い、取り組み、より良い金沢へ。

2023年02月23日 13:43

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