金沢市議会議員 黒口 啓一郎

声よ届け より良い金沢へ

ホーム ≫ ブログ ≫

黒口啓一郎・活動レポート

一般質問⑦ 広報|金沢市議会議員・黒口啓一郎

7:広報

Q:広報動画発信プロジェクトの推進

(黒口)
広報に関して2つお聞きします。1つは、今年度、若手職員によるチームを編成して展開された広報・動画発信プロジェクトについてです。インスタグラムなどで発信されてきたショート動画を見ていると、様々な努力・工夫がなされていて、フォロワーの獲得、ひいては発信力の強化に貢献されたことが、本市のアカウントを見てわかります。
その上で、発信力と市民に伝わる内容となっていく質を高めていく視点から、新年度においては、どのようなブラッシュアップと情報発信力を高める取り組みを加えていかれるのか、その展望をお聞かせください。

 

■答弁:市長

広報動画発信プロジェクトについて、参加した職員が若者の視点を生かし、定期的に様々な動画を発信することによりまして、とりわけ若い世代や子育て世代が市の取り組みに関心を寄せるきっかけになったと認識をしております。
明年度は、新たに本市の新規重点事業を紹介する動画など投稿内容を充実させるとともに、外部講師による研修等によって職員の登校技術の向上を図るなど、SNSを活用した広報の実践を通じて、情報発信力の強化に取り組んでまいります。

Q:市公式サイトの検索におけるAI導入

2つ目は、本市の公式サイトです。検索の機能に生成AIを組み入れ、情報を探しやすくするとのことです。この導入を決めたのは、どんな課題を解決すべきと考えたのか、その原因、対策としての生成AI導入を決めた理由を伺います。
情報が調べづらいと、全面改修したのが今のサイトであると聞き及んでいますが、根本にある原因は何でしょうか。その課題について、AI導入はどれだけの解決を果たせるのか見解を伺います。

 

■答弁:総務局長

広報に関して、市公式サイトの検索におけるAI導入を決めたのは、どんな課題を解決すべきと考えたのかということに関してお答え申し上げます。一般的に行政のホームページには、かねてより目的のページにたどり着きにくいという課題があり、その原因の一つは法令や制度に基づく専門的な行政用語を使用していることにあると捉えております。
このため明年度、本市の公式ホームページに生成AIを活用した検索機能を新たに導入することにより、閲覧者が入力した言葉の意図をAIが汲み取り、ホームページ内から適した回答を要約して提示することが可能となることから、利便性の向上が大きく図られるものと考えております。
一方で、行政用語を平易な表現に置き換えるなど、市民目線に立った改善も必要であり、今後、庁内に周知してまいります。

 

発言要旨へ戻る

2026年03月20日 16:37

一般質問⑧ EBPM(証拠に基づく施策立案)|金沢市議会議員・黒口啓一郎

8:EBPM

Q:交通データ活用事業

(黒口)
最後に交通データ活用事業費についてお聞きします。今年度は、移動手段ごとの人の動きや、公共交通の利用実態を分析される方針でした。
その分析結果によって分かったことはどんなことでしょうか。公共交通の現状は利用の減少が続く中、バス事業者の運転手不足がバスの減便につながり、利便性が上がらない中でバス運賃も今月値上げされ、市民にとっては改善の兆しを感じていません。
減少要因は何か、交通需要に応えられているか、分析結果からつかんだ課題を踏まえ、交通事業者と何をテーマとして施策の立案や効果検証に取り組むのか。本市の考えをお聞きします。

 

■答弁:市長

公共交通を取り巻く環境が大きく変化する中にあって、交通データに基づいた施策の立案、効果の検証が重要であります。
路線バスや公共シェアサイクル「まちのり」の利用データのほか、人流データなどを用いて移動手段ごとの人の動きや公共交通の利用実態、施策の進捗状況などの分析を進めてまいりました。
今年度からは、市民から移動環境や公共交通に関する意見を収集いたしますとともに、交通事業者とも連携してデータの活用方法の検討を開始しまして、金沢版モビリティハブの候補地や、まちのりポートの選定などに活用しているところであります。明年度も引き続き交通事業者との連携を密にしながら、データの分析結果を活用して、潜在的な公共交通の需要の掘り起こしを図るなど、公共交通の利用促進に向けた取り組みを進めていきたいと考えております。

 

発言要旨へ戻る

2026年03月20日 16:37

一般質問① 財政|金沢市議会議員・黒口啓一郎

1:財政

 

Q:公共事業費が占める割合と実質的な市の負担、歳出の適正範囲についての見解

(黒口)
一つ目の質問は、財政に関して、新年度の予算案で過去最大となった公共事業費についてお聞きします。まず、この歳出にあたり、実質的な本市の負担額は、どれぐらいなのか、新年度事業での見込みを尋ねます。その公共事業においては、物価高、資材高、人件費の上昇など、さまざまな要因が相まって、入札不調も生じるなど、費用の上昇が続いています。その中で、新年度の公共事業は、市長が盛り込みたかった事業を後送りなくすべて盛り込めたでしょうか。歳出規模と実施する公共事業の相関について伺います。 本市における公共事業費は、令和5年度から増加に転じ、3年続けての増となっています。同時に、本市における予算規模も大きくなっていますが、財政規模と公共事業費の支出は、本市においてどのようにバランスをとっているのでしょうか。
また、単年度ベースでは、公共事業費の歳出の上限をどの程度までとしているのか、本市の考えを尋ねます。

 

■答弁:市長

公共事業については、昨今の物価高騰や資材費・人件費の上昇が予算を増加させる一因とはなるものの、事業が本格化する時期や国・県補助金等の財源の増強により、その規模は毎年度大きく変わることとなります。令和8年度予算では、物価高騰の影響などを反映した上で、当初予算と最終補正予算を一体的に編成し、前年度を上回る公共事業費を確保したところであります。
なお、公共事業費につきましては、骨格予算ではありますが、継続事業や既に設計等の準備に取り掛かっている事業が中心でありまして、先送りすることなく計上できたと捉えております。本市では毎年度、中期財政計画を策定する中で、中長期的な試算に基づく財政収支に見合った適切な公共事業費規模をお示ししております。今年度の計画では、5年平均で約310億円の公共事業費を見込んでいたものであります。よって、今回お諮りしている補正前倒し分も含めた公共事業費、こちらも約310億円ということになります。現時点では適切な規模と捉えております。
引き続き、毎年度の中期財政計画の策定と予算編成を通じて、適正な公共事業費規模の確保と健全財政、この両立を図ってまいりたいと存じます。

 

■答弁:総務局長

市の財政に関しまして、公共事業費の実質的な市の負担額はどれくらいか、新年度事業での見込みについてのお尋ねにお答え申し上げます。約250億円の公共事業費を計上しましたが、そのうち、国庫補助金や地方債などの特定財源を除く一般財源は、約77億円、31%となっております。これに借入れを予定する地方債94億円のうち、交付税措置を除く償還額約44億円を加えた実質的な本市の負担は、合わせて約121億円、48%になる見込みであります。

 

発言要旨へ戻る

2026年03月20日 16:37

一般質問② 子育て支援|金沢市議会議員・黒口啓一郎

今年度の施策の効果と見えた課題

(黒口)
次の質問は、子育て支援と少子化対策についてです。今年度から5年間が、少子化への対策を強化しなければならない期間と位置づけられ、一組でも多くの結婚を後押しし、子育てしやすく、住みやすい金沢市を目指して、今年度も多分野にわたって、少子化対策・子育て支援の施策が展開されました。
一方で、第3次金沢版総合戦略における、子どもを産み育てやすい環境が整っていると感じる市民の割合が基準値を下回り、合計特殊出生率は1.29と基準値を下回って目標値を再設定する局面となっています。その要因分析と注力すべき課題の抽出が重要となってきます。この観点から、本市が今年度効果があった施策とその成果をどのように見ているでしょうか。あわせて、逆に効果がなかった施策、解決すべき課題も見えているのではないかと察しますが、両方の観点から本市の見解をお聞かせください。

 

■答弁:子ども未来局長

少子化対策、子育て支援の今年度におけますその効果と成果について、本市の見解を聞くというお尋ねでございました。今年度は、新たに3歳未満児の第2子保育料無償化や、保育士等に対します奨学金の返還支援制度を開始したほか、若い世代に対する婚活支援といたしまして、周辺市町と連携して実施しました大規模婚活イベントには早くから多数の申し込みがあり、追加開催を行ったところでございます。
保育料の無償化や奨学金の返還支援につきましては、今年度からの取り組みでございまして、まだその効果が数値として表れる段階ではない状況です。引き続き、当事者の意見を大事にしながら、より実効性のある施策の展開に努めてまいります。

課題をふまえた新年度事業の重点

さて、新年度は、子ども子育て支援納付金が集められるようになり、国による子育て支援の拡充が進められていきます。新年度の本市の子育て支援少子化対策の施策は、この動きを踏まえて、本市の強化すべき取り組みを打ち出しているものと察しますが、重点を置く事業と、その事業によってどのような効果を目指すのかお尋ねします。

 

■答弁:市長

子育て支援につきまして重点を置く予算につきましては、新年度予算については、義務的経費や継続事業が中心となる骨格予算ではありますが、未来共創計画の前進期で計画をした子どもの情操教育の拠点「こどもアート工房みたに」や、子どもの遊び場や親子のふれあいの場となる森本いろは保育所内の「ほかほかの森」、かなざわ森づくりベース東浅川内に設置する木育ルームなど、子ども・子育てにやさしい環境整備に特段の意味を用いたところでありまして、子どもの笑顔があふれるまち金沢を作っていきたいと思っております。引き続き、市民の皆様の負託をいただくことができましたならば、明年度の補正予算などにおきまして、新たな少子化対策、子育て支援策も講じていきたいと思っております。

 

発言要旨へ戻る

2026年03月20日 16:37

一般質問③ 中央卸売市場青果棟の移転|金沢市議会議員・黒口啓一郎

小売事業者の受け止めについて市長の認識と今後の対応

(黒口)
中央卸売市場青果等移転の計画に関してお聞きします。
小売事業者への影響を踏まえた今後の対応についてです。昨年の12月議会でこの件について取り上げ、市の対応を願いました。先日、村山市長は、金沢市青果食品商業協同組合に出向かれ、話をされたと耳にしております。
その懇談では、小売事業者の困惑や要望など率直な声を直接聞かれたと察しますが、市長が受け止めたことの内容と今後の本市の対応について伺います。

 

■答弁:市長

中央卸売市場の青果棟の移転につきまして、私自身、先月末に金沢市青果食品商業協同組合を訪問いたしまして、直接、役員の皆様から青果等の移転によって市場までの距離が遠くなること、また、食材の仕入れに時間を要することになるなどの諸課題についてご意見等を伺ったところであります。市場運営におきまして、卸・仲卸事業者だけではなく、小売事業者も重要な役割を担っていただいているということは十分認識をしております。
引き続き、市としてできうる施策等について、真摯かつ丁寧に協議を続けていきたいと考えております。

 

発言要旨へ戻る

2026年03月20日 16:37

一般質問④ 旧新竪町小学校跡地活用|金沢市議会議員・黒口啓一郎

地域力創造拠点のビジョン

(黒口)
4つ目の視点は、旧新竪町小学校跡地活用についてです。今年度、基本構想がまとめられ、基本計画の策定が当初予算案に示されています。基本計画の策定にあたっては、基本構想に示される「地域力創造拠点」という新たなイメージが核となってくるように見受けられます。
多様な人々と地域がつながり、学びと共創を創出する「地域力創造拠点」というコンセプトは、街なかが活性化していく期待を高めますが、この活動のエネルギーの源泉となる大学・学生をいかにして連携し、呼び込んでいくかが重要な鍵となるように思われます。本市としては、地域力創造拠点にどんな意味と思いを込めているのかお聞きいたします。

 

■答弁:市長

旧新竪町小学校跡地の地域力創造拠点でありますが、大学や市民団体が地域社会とつながり、地域課題の解決に向けた活動が行われること。それと共に、学生を中心に子どもから大人まで幅広い世代の交流が生まれる拠点となることを目指しております。一方で、基本構想検討懇話会におきまして、大学等との連携方策や学生が継続的に訪れる仕掛けづくりが重要とのご意見をいただいておりますことから、令和8年度は基本計画を策定する中で検討を重ねまして、まち全体の活性化に資する魅力的な施設にしていきたいと考えております。

 

民間活力の導入可能性調査

(黒口)
あわせて、市長が提案理由説明で述べられた「民間活力の導入可能性調査」とは何を指すのでしょうか。
民間活力というのは何を意味するのか、またどういうことを導入しようとその可能性を調べるのか、具体的な説明を求めます。

■答弁:市長

この基本構想では、多様な主体や幅広い世代が交流する施設として、自由で使いやすい空間設計とすること、また、大学等と地域をつなぐコーディネート機能を設けることとしております。そうした施設の整備や運営について、民間の資金、経営能力、技術的能力といった民間活力を発揮することで、施設の適切な管理や効率的で魅力的な運営を実現できる可能性を探るため、本市のPFI活用ガイドラインに基づいて、費用対効果や民間事業者の意向などを調査し、官民連携手法の導入の適否について検討したいと考えております。

 

発言要旨へ戻る

2026年03月20日 16:37

一般質問⑤-1 防災減災・水防対策強化|金沢市議会議員・黒口啓一郎

1:水防対策強化

Q:浸水対策調査結果とその対策

(黒口)
防災・減災に視点を移して質問します。一点目は、当初予算案に計上された浸水災害対策強化費における伏見川流域の対策です。この予算案について聞く前提として、12月補正予算に盛り込まれた浸水対策調査の結果についてお聞かせください。
気候変動により、内水氾濫を起こす雨量となる昨今、この大雨に対する浸水対策調査では何がわかったのでしょうか。また、調査結果に基づき、新年度の対策で打ち出した排水ポンプの増強をはじめとする。伏見川流域における改善点について、詳しくお聞かせください。

 

■答弁:土木局長

水防対策についてですが、12月補正予算に計上した浸水対策調査では何が判明したのか、また、伏見川流域における改善点についてお尋ねがございました。黒田2丁目や糸田2丁目など、5地区の浸水対策調査については、2月の初旬に委託業者が決定したところであり、今後調査を開始し、検証を進めていくこととしております。この結果を踏まえ、必要な有効な対策を講じてまいります。
昨年8月の豪雨により、伏見川流域では内水氾濫による被害が大きかったことから、明年度排水ポンプの増強工事に加え、逆水門の設置工事や改良に向けた実施設計等を行うこととしており、内水氾濫による浸水被害の軽減につなげてまいります。
なお、これらの伏見川の対策は、浸水対策調査の結果にかかわらず必要な対策と判断しており、前倒しで実施するものでございます。

 

Q:河川監視カメラの増設

関連して、水防対策強化費における河川監視カメラの増設についてお聞きします。私は、内水氾濫が懸念される小規模河川の水位監視と、市民へ迅速に知らせる必要性の観点から、導入を提案したデジタル浸水センサーのさらなる活用を求めていましたが、次年度では、河川監視カメラを増設する予算案が示されました。
河川監視カメラの設置箇所は、どんな観点で、何を目的として選び出したのか。また、その増設を決めた理由についてもお聞きします。
また、リアルタイムで監視できるカメラ映像は、水防の初動対応を強化するだけでなく、国土交通省や石川県が公開しているように、インターネット環境を整えれば、本市の「かなざわ雨水情報」で市民公開することもできるのではないでしょうか。その検討をされているか、本市の所見を伺います。

 

■答弁:土木局長

次に、河川監視カメラの設置箇所はどのような観点で何を目的として選び出したか、また、増設を決めた理由についてのお尋ねがございました。明年度増設する監視カメラは、逆水門など水防施設を中心に、大雨や高潮の増水、流木、落ち葉、土砂、排泄による流行阻害、水門作動不良などの水位上昇など、状況をリアルタイムに監視するために設置するものでございます。これにより、これまで通報等により水防職員が現場へ出動しなければ確認できなかったものが、庁舎内で直接確認できることから、より迅速かつ的確な初動対応につながるものと考えております。水防上、重要度の高い箇所から順次設置していくこととしております。
次に、増設する監視カメラの映像が、国や県が公開しているように、インターネットの環境が整えれば、市の金沢雨水情報で市民公開できるのではないか、その検討はされているのか、とのお尋ねがございました。本市で設置し「かなざわ雨水情報」にて公開しております定点カメラの映像は、比較的大きな河川の水位上昇の状況が確認でき、避難準備等の行動を促すための目的で運用しております
一方、明年度増設する監視カメラは、維持管理の迅速化と効率化を図ることを目的としており、ズーム機能や角度調整等の調整ができるものとなっております。すでに公開している定点カメラの映像とは役割や機能が異なる点が多いことから、現時点では,監視カメラの映像自体を公開する考えはございませんが、得られた映像を解析した結果については、迅速かつ正確に市民の皆様へ情報を発信してまいりたいと考えております。

 

発言要旨へ戻る

2026年03月20日 16:37

一般質問⑤-2 大規模盛土造成地滑動崩落防止対策|金沢市議会議員・黒口啓一郎

5-2:大規模盛土造成地滑動崩落防止対策

Q:神谷内町葵地内の対策工事

(黒口)
次に、神谷内町葵地内での滑動崩落防止対策です。新年度の予算では、能登半島地震の際に局地的に被害を受けた神谷内町葵地内で、大規模盛土造成地の滑動崩落防止対策として、原因となった地下水を排除する安全対策のため、水を集める井戸を設置する工事費用を盛り込んでいます。地震の揺れにより地下水が原因となって、盛土造成した地盤が滑り動くことが分かったということですが、井戸の設置により、今後の地震に対してはその効果をどのように見ているのでしょうか。市の見解をお聞かせください。

 

■答弁:土木局長

大規模盛土造設置に関して2点ご質問がございました。井戸の設置により、今後地震に対してはどのような効果を見ているのかとのお尋ねがございました。
能登半島地震により被害が集中した神谷内町葵地内では、変動予測調査の結果、 地盤内の比較的浅い地層に多量の地下水が存在し、地震の揺れにより盛り土地盤を軟弱化させたことが被害の主な原因だったと捉えております。このため、集水井戸の設置等による地下水排除工法で浅い地層の地下水を排除し、地震時の地盤の軟弱化を防ぎ、盛土地盤の安全性を高める効果が見込まれると考えております。

 

Q:他の造成地における調査の検討

また、市内には神谷内町葵地内と同じような谷埋め型の盛土造成地が複数ありますが、今後の地震に備えて対策を必要とするのでしょうか。防止対策が求められるのか、状況を把握するための地盤変動予測調査などの実施を検討すべき造成地は他に何か所あり、今後調査をする考えがあるのかお尋ねします。

 

■答弁:土木局長

市内に神谷内町葵地内のような造成地が複数あるが、今後地震に備え対策を必要とするのか。状況を把握するため変動予測調査などを実施し、検討すべき造成時は他に何箇所あり今後調査する考えはあるのか。お尋ねがございました。
大規模盛土造成地については、国交省のガイドラインに従い、令和3年度から4年度にかけて盛土の安全性に関して造成年代調査並びに有識者との共同で現地調査を実施いたしました。この調査結果により、現在のところ変動予測調査及び対策工事を早急に実施すべき箇所はないものと判断しております。なお、一部の盛土造成地については、現地調査等の結果、有識者により経過観察が必要との助言を受けており、本市職員による定期的なパトロールを実施しております。

 

発言要旨へ戻る

2026年03月20日 16:37

一般質問⑤-3 雪害対策|金沢市議会議員・黒口啓一郎

5-3:雪害対策

Q:歩道除雪の路線延伸

(黒口)
除排雪費に関してお尋ねします。1月下旬の大雪では、一晩での急激な積雪となり、早い時点から交通の混乱が生じないよう迅速に除雪対応に当たられたことに感謝申し上げます。
一方、その翌日となる月曜日、除雪された大通りの歩道の方は雪が積もったままです。通学路となっている児童たちは、雪が踏み固められ、足元がでこぼこになった雪道を歩いており、安全に通学できているか小学校の校長が通学路に出てまで気にされていて、子どもたちへの声かけに回っていました。
その1、2日後には、自動車で移動していた際に、歩道のある大通りで車道の脇を歩く高齢者と遭遇することが複数回あり、肝を冷やす思いをしました。
歩道除雪においては、その路線が設定されていますが、この冬のような雪害対策本部を設置するレベルの積雪の際には、車道の除雪後に通学路や通行者の多い歩道などを除雪することが、市民の安全を守ることにつながります。歩道除雪路線の延伸を検討すべきですが、市長の所見を伺います。

 

■答弁:市長

歩道除雪の一部路線につきましては、通学路が含まれておりますけれども、今回のように短時間でまとまった降雪があった場合には、歩道に大量の雪が堆積し、歩行者や通学児童に影響があるということは承知をしております。こうした場合、市民活動及び経済活動の維持並びに公共交通の確保のため、車道の一次及び二次路線の除雪作業を優先して行うこととしております。
通学路など歩道除雪路線の延伸を図るためには、小型除雪機の操作を担うマンパワーの強化が何よりも必要であります。教育委員会と連携するほか、地元関係者等の意見を聞きながら、対応策について検討してまいります。

 

発言要旨へ戻る

2026年03月20日 16:37

一般質問⑥ アプリ活用施策|金沢市議会議員・黒口啓一郎

6:アプリ活用施策

Q:防災に関わる機能を持つアプリの活用イメージとその対策

(黒口)
アプリを活用した市民サービスについてお聞きします。1月下旬に導入された金沢デジタル市民パスポート「かなパス」については、災害時の避難所で入所登録に役立つ機能が実装され、この秋の市民防災訓練から本格運用するということです。普及を図っている「結ネット」では、安否確認機能を用いる防災訓練講習会を開催するための予算案が盛り込まれました。
災害時に、避難所の入退所管理や地域の安否確認をすることは、主にその地域の自主防災組織など市民が同時並行に行っていくことが想定されます。
他方、このアプリを使わない市民の避難者や、地域によっては帰宅困難となった避難者も想定されます。その場合、従来の紙ベースのやり方と新たなアプリの対応と、両方にこの対応が重なってくることが予想されますが、これをイメージされ、市民へどのようにやってもらいたいのか検討済みでしょうか。本市としては、新機能の導入によって、地域防災に関わる市民の作業負担の軽減や、避難所の運営における利点がどう図れるとみているのか、見解を伺います。
また、二重の手間を想定されているのであれば、秋までの説明や研修の場において単なる機能説明ではなく、負担が重くならないやり方も併せて市民に伝えるべきと考えますが、所見を伺います。

 

■答弁:危機管理監

金沢デジタル市民パスポート「かなパス」導入の避難所運営における利点と周知についてお尋ねがございました。今回運用を開始した「かなパス」では、避難者自らが避難所に掲示された二次元コードを読み込みますことで、自動で受付が完了いたします。こうしたことから、受付事務が軽減されるとともに、直ちに避難者情報が災害対策本部と共有され、支援物資の迅速な搬送が図られるなど、多くの利点があると考えております。
今回のかなパス導入によりまして、紙とデジタルでの2種類の受付方法となりますが、避難者名簿の管理におきましては、本格運用までに紙の情報をシステム内にデータとして取り込むための手法など、負担軽減策についても検討することといたしております。
大規模な災害の発生時におきましては多くの避難者が発生し、これまで以上に円滑な避難所運営が求められております。こうしたことから、より多くの方々にアプリを登録していただく必要があると考えております。先ほど述べましたアプリの利便性も含めまして、今後「かがやき発信講座」などさまざまな機会を通じ、広く市民に集中してまいりたいと考えているところでございます。

 

Q:「にげまっし」の運用改善

(黒口)
次に、水害ハザードマップアプリ「にげまっし」です。こちらは、単刀直入に運用面の改善を求めたく、これまでの経緯を述べその理由を示します。
昨年の9月議会で取り上げた後、通知する防災情報に記録的短時間大雨情報や土砂災害警戒情報、線状降水帯に関する情報が加わるなど、注意喚起や迅速な避難に役立つ情報の提供が加わり、改善されることが12月初めにアプリ上で知らされました。改善が検討され、その第一手が打たれたものと受け止めました。
しかし、その9日後、変更予定日の前日になって、システム改修の都合から1カ月ほど延期するとお詫びのお知らせが示されました。1月中旬の延期時期まで様子を見ていましたが、その時期は過ぎ、さらに1カ月が経過。この質問を発言通告した時点では、その後のお知らせが届きませんでした。
その後、通告した3日後に改修の見通しが示され、昨日も対応が進んでいることをアプリで確認しましたが、それまでの間、市民から見ればいつ改修されるのか、何が原因で遅れているのか、わからないままでは不親切だったと感じざるを得ません。この改修に長い時間を要したことについては、提供しているITメーカー側に問題があるのか、本市側の機能の活用や運用の面で難があるのか、要因を示してください。

 

■答弁:土木局長

アプリ「にげまっし」についてお尋ねがございました。12月から延期された改修の見通しと改修に長い時間を要している要因についてでございますが、「にげまっし」で提供する気象情報の改善については、1月を目途にシステムの調整を行っておりましたが、運用開始直前に新たな不具合が発見されまして、再度調整が必要となりました。利用者の方には大変ご迷惑をおかけしましたが、先般再調整の目途が立ち、2月24日から運用できることとなりました。今回のアプリの改修は、危機管理課が所管する「金沢ぼうさいドットコム」から提供される様々な情報から、気象に関する必要な情報を抽出し、「にげまっし」との確実な連動と整合が必要で、そのシステムの連携と調整に想定以上の時間を要したことが原因でございます。今後、このようなことがないよう事業所と連携を図り、対応してまいります。

 

Q:「かなパス」における機能拡充検討

(黒口)
アプリに関する懸念を数点尋ねましたが、近年の動向を見ておりますと、アプリを活用する施策は迷走している印象がぬぐえません。各部局から次々とアプリは出ますが、機能を使いこなせていなかったり、利用が伸びず1年で別のアプリに統合されるということは、デジタルを市民サービスに生かす観点では戦略が見えてこないのです。
また、新年度事業におけるアプリ活用では、防災の取り組みを特徴として打ち出しています。その一つ、「かなパス」については、昨年の3月議会で能登半島地震での経験を踏まえ、避難所での入所手続きを迅速に行うことを第一の目的に導入を決めたと答弁されています。ですが、新たに策定した金沢市DXアクションプラン2.0には、防災減災につながる考え方が示されておりません。
ちぐはぐさが見えるだけに、ここはしっかりとアプリを活用した市民サービスの開発戦略を練って、金沢市DXアクションプラン2.0の改定をするぐらいの取り組みを求めますが、所見を伺います。

 

■答弁:市長

「にげまっし」に関連したアプリ戦略についてのご質問をいただきました。先般策定したDXアクションプラン2.0におきましては、未来共創計画に沿って、魅力づくり、暮らしづくり、人づくり、仕事づくり、都市づくり、この5つの分野で取り組みを推進することとしておりますが、防災減災に係る取組は、この5番目の都市づくりの分野に含まれることとなります。
DXアクションプラン2.0に掲げる個別の取組事業につきましては、引き続き市政のかじ取り役として市民のご理解いただけたならば、明年度の早い段階で肉付け予算となる補正予算と連動した形で取りまとめてお示ししたいと考えております。
加えまして、アプリなどの利用状況の把握や、市民のご意見もお聞きしながら、取組事業の追加・見直しを図っていくこととしておりまして、プランの着実な実践に努めてまいります。

 

Q:デジタル地域通貨・自治体ポイントの導入検討進捗

(黒口)
また「かなパス」では、自治体ポイントとの連携も可能になるよう機能拡張を検討するということでしたが実現するのでしょうか。見解を伺います。これに関しては、一昨年の9月の議会で、デジタル地域通貨と自治体ポイントの事業について質問した際、石川県や県内自治体の動向を注視して慎重に検討したいとの市長答弁でしたが、先般、石川県が自治体ポイント事業として「石川トチポ」を開始しております。
本市として、検討の視野に入っているデジタル地域通貨サービスでの大きな変化であり、これをどう受け止めておられるでしょうか。慎重な検討から1年以上経過しておりますので、この導入の可否について市長のご所見を伺います。

 

■答弁:市長

先月導入いたしました、かなざわデジタル市民パスポート「かなパス」におきまして、市で運用している各種アプリにアクセスできる機能を持たせることで、市民の日常的な利用につなげ、デジタルの社会浸透を進めていく取組の1つとしたところでありまして、機能の拡張についても、利用状況などを見極めながら対応してまいります。
一方で、石川県が自治体ポイント事業として「石川トチポ」の開始をしたことは承知をしておりますが、「かなパス」へのポイント機能の導入につきましては、既存のポイント制度との関係、あるいはその財源も含めて、引き続き検討を進めてまいりたいと思います。

 

発言要旨へ戻る

2026年03月20日 16:37

モバイルサイト

金沢市議会議員 黒口 啓一郎スマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら

OFFICIAL
SNS
Facebookロゴ Instagramロゴ Xロゴ
ページTOPへ