2026年2月議会一般質問⑤-1【防災減災・水防対策強化】
1:水防対策強化
Q:浸水対策調査結果とその対策
(黒口)
防災・減災に視点を移して質問します。一点目は、当初予算案に計上された浸水災害対策強化費における伏見川流域の対策です。この予算案について聞く前提として、12月補正予算に盛り込まれた浸水対策調査の結果についてお聞かせください。
気候変動により、内水氾濫を起こす雨量となる昨今、この大雨に対する浸水対策調査では何がわかったのでしょうか。また、調査結果に基づき、新年度の対策で打ち出した排水ポンプの増強をはじめとする。伏見川流域における改善点について、詳しくお聞かせください。
■答弁:土木局長
水防対策についてですが、12月補正予算に計上した浸水対策調査では何が判明したのか、また、伏見川流域における改善点についてお尋ねがございました。黒田2丁目や糸田2丁目など、5地区の浸水対策調査については、2月の初旬に委託業者が決定したところであり、今後調査を開始し、検証を進めていくこととしております。この結果を踏まえ、必要な有効な対策を講じてまいります。
昨年8月の豪雨により、伏見川流域では内水氾濫による被害が大きかったことから、明年度排水ポンプの増強工事に加え、逆水門の設置工事や改良に向けた実施設計等を行うこととしており、内水氾濫による浸水被害の軽減につなげてまいります。
なお、これらの伏見川の対策は、浸水対策調査の結果にかかわらず必要な対策と判断しており、前倒しで実施するものでございます。
Q:河川監視カメラの増設
関連して、水防対策強化費における河川監視カメラの増設についてお聞きします。私は、内水氾濫が懸念される小規模河川の水位監視と、市民へ迅速に知らせる必要性の観点から、導入を提案したデジタル浸水センサーのさらなる活用を求めていましたが、次年度では、河川監視カメラを増設する予算案が示されました。
河川監視カメラの設置箇所は、どんな観点で、何を目的として選び出したのか。また、その増設を決めた理由についてもお聞きします。
また、リアルタイムで監視できるカメラ映像は、水防の初動対応を強化するだけでなく、国土交通省や石川県が公開しているように、インターネット環境を整えれば、本市の「かなざわ雨水情報」で市民公開することもできるのではないでしょうか。その検討をされているか、本市の所見を伺います。
■答弁:土木局長
次に、河川監視カメラの設置箇所はどのような観点で何を目的として選び出したか、また、増設を決めた理由についてのお尋ねがございました。明年度増設する監視カメラは、逆水門など水防施設を中心に、大雨や高潮の増水、流木、落ち葉、土砂、排泄による流行阻害、水門作動不良などの水位上昇など、状況をリアルタイムに監視するために設置するものでございます。これにより、これまで通報等により水防職員が現場へ出動しなければ確認できなかったものが、庁舎内で直接確認できることから、より迅速かつ的確な初動対応につながるものと考えております。水防上、重要度の高い箇所から順次設置していくこととしております。
次に、増設する監視カメラの映像が、国や県が公開しているように、インターネットの環境が整えれば、市の金沢雨水情報で市民公開できるのではないか、その検討はされているのか、とのお尋ねがございました。本市で設置し「かなざわ雨水情報」にて公開しております定点カメラの映像は、比較的大きな河川の水位上昇の状況が確認でき、避難準備等の行動を促すための目的で運用しております
一方、明年度増設する監視カメラは、維持管理の迅速化と効率化を図ることを目的としており、ズーム機能や角度調整等の調整ができるものとなっております。すでに公開している定点カメラの映像とは役割や機能が異なる点が多いことから、現時点では,監視カメラの映像自体を公開する考えはございませんが、得られた映像を解析した結果については、迅速かつ正確に市民の皆様へ情報を発信してまいりたいと考えております。



