金沢市議会議員 黒口 啓一郎

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黒口啓一郎・活動レポート

【金沢市議会】一般質問① 地域コミュニティ活性化基金|金沢市議会議員・黒口啓一郎

1:6月補正予算案|地域コミュニティ活性化基金

 

中東情勢による本市事業への影響

(黒口)
次は、地域コミュニティ活性化基金について伺います。 この基金は、市民の指定ごみ袋の購入による収入を財源としております。 その経費に当たるのが指定ごみ袋の製造販売費ですが、物価高騰に伴う費用の追加で予算案に1億4,000万円が計上されました。 この支出増については、今回この基金の中でやりくりをしているのでしょうか。

 

■答弁:総務局長

地域コミュニティ活性化基金でございますが、指定ごみ袋の製造販売に係る経費等に加えまして、地域コミュニティ活性化推進計画に掲げる施策の新規・拡充分に活用することとしています。 今回の指定ごみ袋の製造費の追加費用につきましても、当初予算と同様に、この基金を充当しています。

 

(黒口)
承知しました。 その基金の中のやりくりということになるようですけれども、この費用が増したというところの要因は中東情勢の影響にあります。 最近停戦に向けた動きなども報じられておりますけれども、今後もこういう原油をめぐる世界の様々な情勢から、原油価格に影響する不安定な動きとかコスト高が続くようですと、この6億円規模の基金を財源とする本市の地域コミュニティ活性化基金に関わってくる事業というものに、いろいろと影響してくるのではないかというふうに考えるのが明白ではないかと思います。 積み立てた基金が早ければ数年で枯渇するという可能性も考えられるわけですけれども、事業や基金の在り方を見直すことが避けて通れないようにも見受けられるのですが、この影響というのはどのように乗り越えられるのでしょうか。

■答弁:市長

地域コミュニティ活性化基金の活用についてでありますが、充当する施策の新規・拡充や進捗などを踏まえて、予算編成等を通じて毎年適正に行っていると考えております。 そうした中で、仮に、今後も指定ごみ袋の製造に係る経費が高止まりすることによって基金の現在高に大きな影響を来す場合があるとしても、これは中東情勢の成り行きによって今後ともこれが続くかどうかというところは見定めることはできませんけれども、仮にそうしたことがあったとしても、そのことがコミュニティー関連施策の見直しや縮小につながるということがあっては本末転倒だと思っております。 その際には一般財源を活用して対応したいと考えております。

 

(黒口)
そういった変化というのは、中東情勢に限らず原油をめぐる世界の需要の動向というのは、本当にいろいろとほかにも影響が今後も生じてくるやに経済の専門家も指摘しておりますので、つぶさにそういった状況を見ながら必要な対策というものをお願いしていきたいと思います。

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2026年07月01日 16:08

【金沢市議会】一般質問① 子育て支援・医療費負担軽減|金沢市議会議員・黒口啓一郎

1:6月補正予算案|子育て支援・医療費負担軽減

 

自己負担額と実施時期について

(黒口)
次は、子育て支援の医療費助成についてです。 私も市民の方々から、早く金沢市も18歳までフルに支援してほしいと多くの声をいただいておりましたので、通院も助成対象になったことには、この前進にほっとしております。 18歳までこの通院のほうも引き上げられたわけなのですけれども、自己負担額は上限月1,000円となっております。 本市はどのような考えに基づいてこのように設定されたのか伺います。

 

■答弁:市長

子ども医療費の自己負担につきましては、適正受診の観点、そして安定した制度運営、そのほか石川県の市町への補助制度については、月1,000円の自己負担を前提とする制度でありますので、こうしたことも踏まえまして一定の負担を維持する必要があると判断しまして、現行制度の自己負担を据え置くこととしたものであります。

 

(黒口)
子育て世帯のそういった経済支援、家計の負担の支援というところでは、医療費の助成というものも非常に期待の大きいものです。 その中でも月1,000円の自己負担というものが生じるというところについては、市民の方々の理解を深めていただきたいので、情報発信の部分でもしっかりとここはお願いしたいと思います。 もう1点、開始時期なのですけれども、来年1月からの診療分からとなっております。 今議会で予算可決したとして、実施は来年1月からとなりますとおよそ半年のタイムラグがあるということになるのですが、例えば、今年度高校卒業するというお子さんを持つ家庭にとっては、せっかくそうなったけれども、たった3か月しかないのかというような声も実際ありました。 少しでも早くと願うところですが、この時間を要することに関しても説明をお願いいたします。

■答弁:市長

対象年齢の拡大に伴いまして、市のシステム改修のほか、関係機関への周知、全ての受給者への医療証の再発行等の準備のため、前回の改正時もこの半年程度が必要になりました。 それと同様の半年程度の期間が必要になるというように承知しています。

 

(黒口)
やむを得ないというところがあるかとは思いますけれども、この点についてもぜひ周知をお願いしたいと思います。

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2026年07月01日 16:08

【金沢市議会】一般質問① 武蔵ヶ辻A地区市街地再開発|金沢市議会議員・黒口啓一郎

1:6月補正予算案|武蔵ヶ辻A地区市街地再開発

 

基本設計の予算案計上について

(黒口)
最初は、今議会の予算案に関して、武蔵ヶ辻A地区市街地再開発事業から伺います。 建設から半世紀以上がたち、老朽化した建物の更新が必要であり、地場経済の活性化に資する大型プロジェクトであると受け止めております。 この再開発を否定するものではないですが、そのプロセスに性急さを感じることと、そして都市防災上の懸念がありまして、確認したく質問いたします。 本市は、当該地区の建物内にITビジネスプラザ武蔵の床を所有する当事者でもあります。 市民の生命・財産、そして公金の適正執行を守る立場にもあるという前提を踏まえ、予算執行に係る手続から伺います。 本市は、この夏にもと言われる都市計画審議会や景観審議会での了承に先立ち、今議会に基本設計作成の支援を含む事業費を予算計上しております。 都市計画や景観の根幹を左右する極めて重要な諮問機関であるこの審議会の正式な了承・決定を経る前の予算計上は、審議会の独立性やチェック機能を形骸化させかねない懸念が生じます。 手続を後追いで認めるように迫ることになりはしないでしょうか。 また、万が一、後から開かれる審議会で、高さやボリューム、意匠について大幅な見直しを求められた場合には、基本設計のやり直しという、公金の損失リスクが発生する懸念もあります。 本市は当事者であり、かつ、公金を執行する立場として、このリスク管理についてはどのように考えておられるか、答弁を求めます。

 

■答弁:都市整備局長

武蔵地区は、都市再生緊急整備地域に位置しますとともに、近江町市場やデパート、商店街などが集積する本市の中心的な商業地であるため、本市のまちづくりにとって非常に重要な場所であります。 武蔵ヶ辻A地区市街地再開発事業の計画につきましては、これまでも都市計画審議会において事前審議を複数回行っておりまして、この結果を反映した計画案を次回の審議会にお諮りすることとしております。 事業者側がスピード感を持って基本設計の作成等に取り組めるよう、今議会に所要の補助金をお諮りしているところでございます。 なお、審議会の了承が得られた後、申請に基づいて補助金の交付を決定いたしますが、基本設計の業務の完了後に補助金を交付することになりますので、御指摘のような懸念は生じないと考えております。

 

(黒口)
補助金の執行がちゃんと基本設計がなされてからという御説明でありましたけれども、そういった予算執行がちゃんとコントロールされているということであるならば、なおさら審議会の了承を得た後の補正予算でこれが計上されるというのがあるべき流れなのかと私は思います。 先にやはり予算が通ってしまいますと、審議会にプレッシャーがどうしてもかかってしまう感は否めません。 そういった順序の逆転というのが、本市の景観条例第3条にある市民、事業者、行政が協働するという基本理念にちょっとなじまないような感じもいたします。 この点踏まえて、局長、もう一度御答弁いただけますでしょうか。

 

■答弁:都市整備局長

先ほど申しました、これまでも都市計画審議会において事前審議を複数回行っております。 様々な御意見もいただいております。 それを踏まえてこの計画案、修正しながら次回の審議会にお諮りすることとしております。 適正な手続を取ってまいりたいと考えております。

 

森本・富樫断層帯に対する本市の認識

(黒口)
このことをなぜ尋ねたかと申しますと、都市防災上の視点から、活断層のリスクについて確認が必要だと感じたからです。 武蔵ヶ辻A地区の近傍、もしくはその直下かもしれないのですけれども、国の評価で最も発生確率が高いSランクとされている森本・富樫断層帯の一部、野町断層がこの周辺を通っていることがかねてより指摘されております。 補足資料のほうにも出させていただきましたけれども、この国土地理院の活断層図、拡大したものを出させていただきましたが、野町断層の位置というのが武蔵ヶ辻交差点付近を通っているように記されております。 ここ数年、文部科学省の予算で専門的な調査も行われましたけれども、まちなかでは調査ができる場所が限られていて、専門家の評価では、今もこの周辺というのは50メートルから100メートルほどの幅を見ておいたほうがよいということでした。 つまり、野町断層はこの付近のどこかを通っているのですが、武蔵ヶ辻A地区の直下ではないと否定することも難しい状況です。 そこでお聞きするのですけれども、再開発の計画に関しては、森本・富樫断層帯、野町断層は本市はどのように捉えていらっしゃるでしょうか。

 

■答弁:市長

国土地理院が公表しております活断層図におきまして、再開発事業計画地付近に活断層の情報に関する記載があることは本市も承知しております。 再開発事業を進める上では、この活断層の存在も踏まえた安全上の配慮が必要と捉えております。

 

安全の観点からの対応について

(黒口)
となりますと、この活断層が直下にあるのかないのかをしっかり確認する必要があるのではないかと私は考えます。 活断層が直下もしくは極めて近い場合は、地表変位、これ専門的な言い方をしていますけれども、地面そのものがずれ動く、引き裂けが起こるということによって、その直上にある構造物--建物の破壊があり得るリスクということを指摘されております。 これについてどう認識されているかということをお伺いしたいのと、建設に当たりましてはどんな対策が必要なのか検討できるのは、建て替わる前しかできません。 現状、活断層の把握が困難であるとするならば、少なくともこの建物の解体時にトレンチ調査--地質調査を行って、この用地をしっかりと調べるべきだと考えますが、市長いかがでしょうか。

 

■答弁:市長

再開発事業を進める上で、この活断層の存在を踏まえた安全上の配慮が必要であるということはもちろん事業者も認識しているところであります。 活断層リスクの把握とその対策に取り組むというように聞いております。 地質に関する現地調査については、建物解体後に実施可能となりますことから、今後、調査方法を含めたリスクを正しく評価できる手法などについて、事業者からの相談に適宜対応してまいりたいと存じます。

 

(黒口)
事業に関わる当事者の方々から相談があればということですけれども、私は、自治体が積極的にこれは進めていく必要があるのではないかと考えます。 全国では、法律では規制がなくとも自治体でしっかりとここをコントロールすべきであるということで、条例とか指針を定めて、活断層の影響が懸念される一定規模の開発、大型な建物の建設の場合には地質調査を義務づけたりしている自治体がございます。 こういった本市においても能登半島地震を教訓として様々な防災対策を進めている中にあって、本市の中心市街地を通っている可能性がある活断層については、しっかりと調べて把握していく、そういった対策を取っていくということの姿勢が求められていくと思いますが、この点については、市長はどうお考えでしょうか。

 

■答弁:市長

再開発事業を進める上で、この活断層の存在を踏まえた安全上の配慮が必要であるということはもちろん事業者も認識しているところであります。 活断層リスクの把握とその対策に取り組むというように聞いております。 地質に関する現地調査については、建物解体後に実施可能となりますことから、今後、調査方法を含めたリスクを正しく評価できる手法などについて、事業者からの相談に適宜対応してまいりたいと存じます。

 

(黒口)
活断層があるかないか、直下にあるかないかで、安全対策、建物の耐震であったり、その地震対策というものは大きく変わってくると思います。そういったところは、私としては、本市として積極的に関わっていただきたいと思いますし、解体時に必ずトレンチ調査の実施が、計画が組まれるよう検討されることを強く求めて、次の質問に移りたいと思います。

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2026年07月01日 15:37

【金沢市議会】一般質問② 子育て支援|金沢市議会議員・黒口啓一郎

今年度の施策の効果と見えた課題

(黒口)
次の質問は、子育て支援と少子化対策についてです。今年度から5年間が、少子化への対策を強化しなければならない期間と位置づけられ、一組でも多くの結婚を後押しし、子育てしやすく、住みやすい金沢市を目指して、今年度も多分野にわたって、少子化対策・子育て支援の施策が展開されました。
一方で、第3次金沢版総合戦略における、子どもを産み育てやすい環境が整っていると感じる市民の割合が基準値を下回り、合計特殊出生率は1.29と基準値を下回って目標値を再設定する局面となっています。その要因分析と注力すべき課題の抽出が重要となってきます。この観点から、本市が今年度効果があった施策とその成果をどのように見ているでしょうか。あわせて、逆に効果がなかった施策、解決すべき課題も見えているのではないかと察しますが、両方の観点から本市の見解をお聞かせください。

 

■答弁:子ども未来局長

少子化対策、子育て支援の今年度におけますその効果と成果について、本市の見解を聞くというお尋ねでございました。今年度は、新たに3歳未満児の第2子保育料無償化や、保育士等に対します奨学金の返還支援制度を開始したほか、若い世代に対する婚活支援といたしまして、周辺市町と連携して実施しました大規模婚活イベントには早くから多数の申し込みがあり、追加開催を行ったところでございます。
保育料の無償化や奨学金の返還支援につきましては、今年度からの取り組みでございまして、まだその効果が数値として表れる段階ではない状況です。引き続き、当事者の意見を大事にしながら、より実効性のある施策の展開に努めてまいります。

課題をふまえた新年度事業の重点

さて、新年度は、子ども子育て支援納付金が集められるようになり、国による子育て支援の拡充が進められていきます。新年度の本市の子育て支援少子化対策の施策は、この動きを踏まえて、本市の強化すべき取り組みを打ち出しているものと察しますが、重点を置く事業と、その事業によってどのような効果を目指すのかお尋ねします。

 

■答弁:市長

子育て支援につきまして重点を置く予算につきましては、新年度予算については、義務的経費や継続事業が中心となる骨格予算ではありますが、未来共創計画の前進期で計画をした子どもの情操教育の拠点「こどもアート工房みたに」や、子どもの遊び場や親子のふれあいの場となる森本いろは保育所内の「ほかほかの森」、かなざわ森づくりベース東浅川内に設置する木育ルームなど、子ども・子育てにやさしい環境整備に特段の意味を用いたところでありまして、子どもの笑顔があふれるまち金沢を作っていきたいと思っております。引き続き、市民の皆様の負託をいただくことができましたならば、明年度の補正予算などにおきまして、新たな少子化対策、子育て支援策も講じていきたいと思っております。

 

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2026年03月20日 16:37

【金沢市議会】一般質問⑤-3 雪害対策|金沢市議会議員・黒口啓一郎

5-3:雪害対策

Q:歩道除雪の路線延伸

(黒口)
除排雪費に関してお尋ねします。1月下旬の大雪では、一晩での急激な積雪となり、早い時点から交通の混乱が生じないよう迅速に除雪対応に当たられたことに感謝申し上げます。
一方、その翌日となる月曜日、除雪された大通りの歩道の方は雪が積もったままです。通学路となっている児童たちは、雪が踏み固められ、足元がでこぼこになった雪道を歩いており、安全に通学できているか小学校の校長が通学路に出てまで気にされていて、子どもたちへの声かけに回っていました。
その1、2日後には、自動車で移動していた際に、歩道のある大通りで車道の脇を歩く高齢者と遭遇することが複数回あり、肝を冷やす思いをしました。
歩道除雪においては、その路線が設定されていますが、この冬のような雪害対策本部を設置するレベルの積雪の際には、車道の除雪後に通学路や通行者の多い歩道などを除雪することが、市民の安全を守ることにつながります。歩道除雪路線の延伸を検討すべきですが、市長の所見を伺います。

 

■答弁:市長

歩道除雪の一部路線につきましては、通学路が含まれておりますけれども、今回のように短時間でまとまった降雪があった場合には、歩道に大量の雪が堆積し、歩行者や通学児童に影響があるということは承知をしております。こうした場合、市民活動及び経済活動の維持並びに公共交通の確保のため、車道の一次及び二次路線の除雪作業を優先して行うこととしております。
通学路など歩道除雪路線の延伸を図るためには、小型除雪機の操作を担うマンパワーの強化が何よりも必要であります。教育委員会と連携するほか、地元関係者等の意見を聞きながら、対応策について検討してまいります。

 

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2026年03月20日 16:37

【金沢市議会】一般質問⑤-2 大規模盛土造成地滑動崩落防止対策|金沢市議会議員・黒口啓一郎

5-2:大規模盛土造成地滑動崩落防止対策

Q:神谷内町葵地内の対策工事

(黒口)
次に、神谷内町葵地内での滑動崩落防止対策です。新年度の予算では、能登半島地震の際に局地的に被害を受けた神谷内町葵地内で、大規模盛土造成地の滑動崩落防止対策として、原因となった地下水を排除する安全対策のため、水を集める井戸を設置する工事費用を盛り込んでいます。地震の揺れにより地下水が原因となって、盛土造成した地盤が滑り動くことが分かったということですが、井戸の設置により、今後の地震に対してはその効果をどのように見ているのでしょうか。市の見解をお聞かせください。

 

■答弁:土木局長

大規模盛土造設置に関して2点ご質問がございました。井戸の設置により、今後地震に対してはどのような効果を見ているのかとのお尋ねがございました。
能登半島地震により被害が集中した神谷内町葵地内では、変動予測調査の結果、 地盤内の比較的浅い地層に多量の地下水が存在し、地震の揺れにより盛り土地盤を軟弱化させたことが被害の主な原因だったと捉えております。このため、集水井戸の設置等による地下水排除工法で浅い地層の地下水を排除し、地震時の地盤の軟弱化を防ぎ、盛土地盤の安全性を高める効果が見込まれると考えております。

 

Q:他の造成地における調査の検討

また、市内には神谷内町葵地内と同じような谷埋め型の盛土造成地が複数ありますが、今後の地震に備えて対策を必要とするのでしょうか。防止対策が求められるのか、状況を把握するための地盤変動予測調査などの実施を検討すべき造成地は他に何か所あり、今後調査をする考えがあるのかお尋ねします。

 

■答弁:土木局長

市内に神谷内町葵地内のような造成地が複数あるが、今後地震に備え対策を必要とするのか。状況を把握するため変動予測調査などを実施し、検討すべき造成時は他に何箇所あり今後調査する考えはあるのか。お尋ねがございました。
大規模盛土造成地については、国交省のガイドラインに従い、令和3年度から4年度にかけて盛土の安全性に関して造成年代調査並びに有識者との共同で現地調査を実施いたしました。この調査結果により、現在のところ変動予測調査及び対策工事を早急に実施すべき箇所はないものと判断しております。なお、一部の盛土造成地については、現地調査等の結果、有識者により経過観察が必要との助言を受けており、本市職員による定期的なパトロールを実施しております。

 

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2026年03月20日 16:37

【金沢市議会】一般質問⑤-1 防災減災・水防対策強化|金沢市議会議員・黒口啓一郎

1:水防対策強化

Q:浸水対策調査結果とその対策

(黒口)
防災・減災に視点を移して質問します。一点目は、当初予算案に計上された浸水災害対策強化費における伏見川流域の対策です。この予算案について聞く前提として、12月補正予算に盛り込まれた浸水対策調査の結果についてお聞かせください。
気候変動により、内水氾濫を起こす雨量となる昨今、この大雨に対する浸水対策調査では何がわかったのでしょうか。また、調査結果に基づき、新年度の対策で打ち出した排水ポンプの増強をはじめとする。伏見川流域における改善点について、詳しくお聞かせください。

 

■答弁:土木局長

水防対策についてですが、12月補正予算に計上した浸水対策調査では何が判明したのか、また、伏見川流域における改善点についてお尋ねがございました。黒田2丁目や糸田2丁目など、5地区の浸水対策調査については、2月の初旬に委託業者が決定したところであり、今後調査を開始し、検証を進めていくこととしております。この結果を踏まえ、必要な有効な対策を講じてまいります。
昨年8月の豪雨により、伏見川流域では内水氾濫による被害が大きかったことから、明年度排水ポンプの増強工事に加え、逆水門の設置工事や改良に向けた実施設計等を行うこととしており、内水氾濫による浸水被害の軽減につなげてまいります。
なお、これらの伏見川の対策は、浸水対策調査の結果にかかわらず必要な対策と判断しており、前倒しで実施するものでございます。

 

Q:河川監視カメラの増設

関連して、水防対策強化費における河川監視カメラの増設についてお聞きします。私は、内水氾濫が懸念される小規模河川の水位監視と、市民へ迅速に知らせる必要性の観点から、導入を提案したデジタル浸水センサーのさらなる活用を求めていましたが、次年度では、河川監視カメラを増設する予算案が示されました。
河川監視カメラの設置箇所は、どんな観点で、何を目的として選び出したのか。また、その増設を決めた理由についてもお聞きします。
また、リアルタイムで監視できるカメラ映像は、水防の初動対応を強化するだけでなく、国土交通省や石川県が公開しているように、インターネット環境を整えれば、本市の「かなざわ雨水情報」で市民公開することもできるのではないでしょうか。その検討をされているか、本市の所見を伺います。

 

■答弁:土木局長

次に、河川監視カメラの設置箇所はどのような観点で何を目的として選び出したか、また、増設を決めた理由についてのお尋ねがございました。明年度増設する監視カメラは、逆水門など水防施設を中心に、大雨や高潮の増水、流木、落ち葉、土砂、排泄による流行阻害、水門作動不良などの水位上昇など、状況をリアルタイムに監視するために設置するものでございます。これにより、これまで通報等により水防職員が現場へ出動しなければ確認できなかったものが、庁舎内で直接確認できることから、より迅速かつ的確な初動対応につながるものと考えております。水防上、重要度の高い箇所から順次設置していくこととしております。
次に、増設する監視カメラの映像が、国や県が公開しているように、インターネットの環境が整えれば、市の金沢雨水情報で市民公開できるのではないか、その検討はされているのか、とのお尋ねがございました。本市で設置し「かなざわ雨水情報」にて公開しております定点カメラの映像は、比較的大きな河川の水位上昇の状況が確認でき、避難準備等の行動を促すための目的で運用しております
一方、明年度増設する監視カメラは、維持管理の迅速化と効率化を図ることを目的としており、ズーム機能や角度調整等の調整ができるものとなっております。すでに公開している定点カメラの映像とは役割や機能が異なる点が多いことから、現時点では,監視カメラの映像自体を公開する考えはございませんが、得られた映像を解析した結果については、迅速かつ正確に市民の皆様へ情報を発信してまいりたいと考えております。

 

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2026年03月20日 16:37

【金沢市議会】一般質問④ 旧新竪町小学校跡地活用|金沢市議会議員・黒口啓一郎

地域力創造拠点のビジョン

(黒口)
4つ目の視点は、旧新竪町小学校跡地活用についてです。今年度、基本構想がまとめられ、基本計画の策定が当初予算案に示されています。基本計画の策定にあたっては、基本構想に示される「地域力創造拠点」という新たなイメージが核となってくるように見受けられます。
多様な人々と地域がつながり、学びと共創を創出する「地域力創造拠点」というコンセプトは、街なかが活性化していく期待を高めますが、この活動のエネルギーの源泉となる大学・学生をいかにして連携し、呼び込んでいくかが重要な鍵となるように思われます。本市としては、地域力創造拠点にどんな意味と思いを込めているのかお聞きいたします。

 

■答弁:市長

旧新竪町小学校跡地の地域力創造拠点でありますが、大学や市民団体が地域社会とつながり、地域課題の解決に向けた活動が行われること。それと共に、学生を中心に子どもから大人まで幅広い世代の交流が生まれる拠点となることを目指しております。一方で、基本構想検討懇話会におきまして、大学等との連携方策や学生が継続的に訪れる仕掛けづくりが重要とのご意見をいただいておりますことから、令和8年度は基本計画を策定する中で検討を重ねまして、まち全体の活性化に資する魅力的な施設にしていきたいと考えております。

 

民間活力の導入可能性調査

(黒口)
あわせて、市長が提案理由説明で述べられた「民間活力の導入可能性調査」とは何を指すのでしょうか。
民間活力というのは何を意味するのか、またどういうことを導入しようとその可能性を調べるのか、具体的な説明を求めます。

■答弁:市長

この基本構想では、多様な主体や幅広い世代が交流する施設として、自由で使いやすい空間設計とすること、また、大学等と地域をつなぐコーディネート機能を設けることとしております。そうした施設の整備や運営について、民間の資金、経営能力、技術的能力といった民間活力を発揮することで、施設の適切な管理や効率的で魅力的な運営を実現できる可能性を探るため、本市のPFI活用ガイドラインに基づいて、費用対効果や民間事業者の意向などを調査し、官民連携手法の導入の適否について検討したいと考えております。

 

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2026年03月20日 16:37

【金沢市議会】一般質問③ 中央卸売市場青果棟の移転|金沢市議会議員・黒口啓一郎

小売事業者の受け止めについて市長の認識と今後の対応

(黒口)
中央卸売市場青果等移転の計画に関してお聞きします。
小売事業者への影響を踏まえた今後の対応についてです。昨年の12月議会でこの件について取り上げ、市の対応を願いました。先日、村山市長は、金沢市青果食品商業協同組合に出向かれ、話をされたと耳にしております。
その懇談では、小売事業者の困惑や要望など率直な声を直接聞かれたと察しますが、市長が受け止めたことの内容と今後の本市の対応について伺います。

 

■答弁:市長

中央卸売市場の青果棟の移転につきまして、私自身、先月末に金沢市青果食品商業協同組合を訪問いたしまして、直接、役員の皆様から青果等の移転によって市場までの距離が遠くなること、また、食材の仕入れに時間を要することになるなどの諸課題についてご意見等を伺ったところであります。市場運営におきまして、卸・仲卸事業者だけではなく、小売事業者も重要な役割を担っていただいているということは十分認識をしております。
引き続き、市としてできうる施策等について、真摯かつ丁寧に協議を続けていきたいと考えております。

 

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2026年03月20日 16:37

【金沢市議会】一般質問① 財政|金沢市議会議員・黒口啓一郎

1:財政

 

Q:公共事業費が占める割合と実質的な市の負担、歳出の適正範囲についての見解

(黒口)
一つ目の質問は、財政に関して、新年度の予算案で過去最大となった公共事業費についてお聞きします。まず、この歳出にあたり、実質的な本市の負担額は、どれぐらいなのか、新年度事業での見込みを尋ねます。その公共事業においては、物価高、資材高、人件費の上昇など、さまざまな要因が相まって、入札不調も生じるなど、費用の上昇が続いています。その中で、新年度の公共事業は、市長が盛り込みたかった事業を後送りなくすべて盛り込めたでしょうか。歳出規模と実施する公共事業の相関について伺います。 本市における公共事業費は、令和5年度から増加に転じ、3年続けての増となっています。同時に、本市における予算規模も大きくなっていますが、財政規模と公共事業費の支出は、本市においてどのようにバランスをとっているのでしょうか。
また、単年度ベースでは、公共事業費の歳出の上限をどの程度までとしているのか、本市の考えを尋ねます。

 

■答弁:市長

公共事業については、昨今の物価高騰や資材費・人件費の上昇が予算を増加させる一因とはなるものの、事業が本格化する時期や国・県補助金等の財源の増強により、その規模は毎年度大きく変わることとなります。令和8年度予算では、物価高騰の影響などを反映した上で、当初予算と最終補正予算を一体的に編成し、前年度を上回る公共事業費を確保したところであります。
なお、公共事業費につきましては、骨格予算ではありますが、継続事業や既に設計等の準備に取り掛かっている事業が中心でありまして、先送りすることなく計上できたと捉えております。本市では毎年度、中期財政計画を策定する中で、中長期的な試算に基づく財政収支に見合った適切な公共事業費規模をお示ししております。今年度の計画では、5年平均で約310億円の公共事業費を見込んでいたものであります。よって、今回お諮りしている補正前倒し分も含めた公共事業費、こちらも約310億円ということになります。現時点では適切な規模と捉えております。
引き続き、毎年度の中期財政計画の策定と予算編成を通じて、適正な公共事業費規模の確保と健全財政、この両立を図ってまいりたいと存じます。

 

■答弁:総務局長

市の財政に関しまして、公共事業費の実質的な市の負担額はどれくらいか、新年度事業での見込みについてのお尋ねにお答え申し上げます。約250億円の公共事業費を計上しましたが、そのうち、国庫補助金や地方債などの特定財源を除く一般財源は、約77億円、31%となっております。これに借入れを予定する地方債94億円のうち、交付税措置を除く償還額約44億円を加えた実質的な本市の負担は、合わせて約121億円、48%になる見込みであります。

 

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2026年03月20日 16:37