金沢市議会議員 黒口 啓一郎

声よ届け より良い金沢へ

ホームブログ ≫ 2025年3月議会一般質問①【まちなかの跡地活用】 ≫

2025年3月議会一般質問①【まちなかの跡地活用】

1:まちなかの跡地活用

日本銀行金沢支店跡地

Q:樹齢約500年のタブノキの評価、取得交渉においての市の考え、市民公開への所見

(黒口)
最初の質問は金沢の街のど真ん中。香林坊の日本銀行金沢支店跡地についてです。現在、日銀との売買交渉の段階に入られました。村山市長は既存の建物を生かし「早期により多くの市民の方に開放したい」との考えを述べられ、当初予算案では「日本銀行金沢支店跡地先行利活用準備費」が計上されています。
私はこの跡地活用に関して、支店がこの地に建つ前から長きにわたって大事にされてきたタブノキについてお聞きします。本市としては、支店跡地にあるタブノキをどう評価しているでしょうか。市長にお尋ねいたします。
日銀金沢支店跡地は、金沢最古の神社と言われる石浦神社の前身である石浦山王社の跡地に位置し。この地に植わっていたタブノキは樹齢が500年とも言われております。 日銀金沢支店では、枝の剪定の時や年末年始月初めに支店長以下、幹部職員が参拝され、金融経済の発展などを祈願されてきました。 今触れたことは、本市が制定する緑のまちづくりの推進に関する条例に基づく「保存樹」に登録されるほどの特色を有してはいないでしょうか。
今後の取得交渉にあたり、このタブの木についてはどのような考えで臨まれるのか、また跡地取得ができた際には市民への交換についてどう考えておられるか、市長の所見をお伺いします。

 

■答弁:市長

日本銀行金沢支店跡地にあるタブノキは、1580年天正八年に発生した大火から焼け残った日除けの木との言い伝えがあることや、北陸経済の発展を見守るご神木として代々大切にしてきたと日本銀行からお聞きしております。
大変由緒ある木だと思っています。そうした歴史的価値に加えまして、健全で木の姿が美感上優れております。その他、街中で幹回りが5mを超える巨木については、都市景観の観点からも貴重な樹木でありますことから、「保存樹」に相当する特色を備えていると考えております。
先月18日、日本銀行から金沢支店跡地について、本市と売買交渉を開始する旨の。別町。受けましたことから、取得に向けた協議を本格化してまいりますが、 取得をできるだけ早い段階で市民や来街者が気軽に立ち寄れることができる空間として先行利活用したいと考えております。
タブノキを含めまして、敷地や既存の建物を可能な限り開放して、にぎわい創出につなげたいと思っております。(市長)

 

旧新竪町小学校跡地

(黒口)もう一点は、旧新竪町小学校の跡地活用についてです。 新年度では基本構想を策定する策定される予算案が示され、提案理由説明では有識者等で構成する懇話会を設置する方針が示されました。
旧新竪町小学校跡地を市長は地域だけでなく多様な人々が交流し、街全体の活性化に資する場所と捉えられ、令和4年の地域の要望を踏まえた上で、今議会では大学サテライト機能を備え。多様な主体が連携し、幅広い世代の人々が交流する施設とイメージを表現されました。 この考えに基づき、基本構想をまとめるこの講話会では、どのような分野の方々をメンバーに構成されるのでしょうか。
また、構想策定後、完成までのスケジュールを見通されていましたら、合わせてお尋ねいたします。

 

■答弁:市長

旧新竪町小学校跡地につきましては。明年度、学識経験者や大学関係者をはじめ、 地域活動を支援する専門家や若い世代、地元関係者などで構成する懇話会を設置したいと思っています。
大学サテライト機能を備え、多様な機体が連携し、幅広い世代の人々が交流する施設の整備に向けまして、まずは基本的な考え方や必要な機能などを検討し、基本構想を取りまとめたいと考えています。 現時点で施設の完成までのスケジュールを想定することはできませんが、町全体の活性化に資する重要な場所であるということも踏まえて取り組んでまいります。

 

発言要旨へ戻る

2025年03月27日 16:37

サイドメニュー

モバイルサイト

金沢市議会議員 黒口 啓一郎スマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら

ページTOPへ