【金沢市議会】一般質問② 補正予算案・地域防災計画改定費|金沢市議会議員・黒口啓一郎
2:関連する補正予算案
Q:マニュアル改定の要点
(黒口)
次に、もう一つの補正予算案のことについてお尋ねいたします。補正予算案では、来年度から国が水害に関して新しい防災情報の運用を開始することに備えて、本市の避難情報の判断・伝達マニュアルを改める予算案が示されております。 速やかな避難行動や減災に役立つマニュアル変更であることを期待しておりますけれども、これは何を改めるのでしょうか。
■答弁:危機管理監
明年度から運用が開始される予定の新しい防災気象情報ですが、1級河川などの大きな河川に加えまして、低地での浸水や、その他の河川の氾濫に対しても、市町村単位で避難指示に相当する洪水・大雨に関する気象情報が発表されることとなります。こうしたことから、避難指示などの発令に際しましては、これまでの河川の水位情報に加えまして、洪水、大雨に関する気象情報を基に総合的に判断する必要がございます。こうしたことから、発令のために必要な情報の整理、判断基準の見直し、市民への情報伝達の整理などのマニュアルの見直しを行うことといたしております。
避難情報の判断・伝達のあり方
(黒口)
その内容を私も調べてみました。
この国の新たな防災情報を調べますと、例えば警報と特別警報の間に危険警報というものが加わったり、浸水や川の氾濫など項目が警報ごとに増えて、市民の側にとってみると、受け取る情報が今よりも増えてくるということになります。
避難情報の伝達という点では、日中・深夜・早朝、災害はいつ起きるか分からないものですので、8月7日の水害の場合は、午前5時前の早朝に顕著な大雨に関する気象情報、災害発生の危険度が急激に高まっている緊急度の高い情報が発表されております。
プッシュ型の通知で、SNSなどに情報を発信されているというところは承知しておりますけれども、やはり受け手である市民が寝ている割合が多い時間帯である深夜、早朝ですと、この情報が届いていても気づけない課題があるのではないかと考えます。
緊急度の高い防災情報をプッシュ通知するには、届くだけではなく、音で気づける、気づかせるような対策というものが必要ではないでしょうか。
避難行動や防災・減災のために特に重要な情報を音で鳴らして気づいてもらうには、本市がもう既に導入している水害ハザードマップアプリの「にげまっし」がその機能を有しており、私は適していると思います。
危機管理部局とアプリを管理する土木局と共同で選別された避難行動や防災・減災のための特に重要な情報を、届くプッシュから気づくプッシュ、そういった通知へとアプリの改良をかけることを提案いたしますが、市長の御所見を伺います。
■答弁:市長
気象情報や避難指示、避難所開設などの市民への防災情報の提供でございます。
現在、同報防災無線やLアラートによるテレビ、ラジオを通じた配信に加えまして、市公式LINEやホームページ、金沢ぼうさいドットコム、そして御指摘いただいた水害ハザードマップアプリ「にげまっし」など、多様な媒体によって、それぞれのライフスタイルがありますので、なるべく多くの媒体によって可能な限り速やかに配信しております。
一方で、ライフスタイルの変化についてもありますし、あるいは密閉性の高い住居が増えてきたということ、さらには大雨のときには音そのものが聞こえづらいというようなこともあります。
防災情報の中には、さらに大雨特別警報などの最大級の警戒を促す情報も含まれております。
こうした情報について、可及的速やかに市民の皆様に届けて、状況によっては直ちに命を守る行動を取っていただくための伝達手法が必要になります。
今回のマニュアルの改定の作業の中で検討してまいりたいと存じます。
(黒口)
ありがとうございます。ぜひそういった検討を進めていただきたく、こうしたアプリの活用とか、これも今よく言われているDX、防災分野でのDXというところで、重要な手段の一つになるのではないかと思います。
防災への関心が高まっている中にあっては、こうした取組、ぜひスピーディーに展開されることを期待いたします。



