【金沢市議会】一般質問① 金沢駅帰宅困難者対策|金沢市議会議員・黒口啓一郎
1:地域防災の今後の課題
Q:金沢駅帰宅困難者対策の課題
(黒口)
市長の今任期中、昨年元日には能登半島地震が発災し、今年8月は観測史上最大の大雨による市内各所での水害、土砂災害が起こり、地域の防災・減災の施策は本市の喫緊の行政課題の一つと言えます。最初の質問は、その防災・減災と関係してくる補正予算案についてお尋ねいたします。 地域防災計画の第2次改定においては、先般骨子案が市の防災会議で示されました。パブリックコメントが間もなく始まるものと察します。
最初の質問は、この中にも盛り込まれている帰宅困難者対策についてです。金沢駅周辺の帰宅困難者対策は、先月初めての訓練が行われました。 当日、現場に行って見ておりましたが、訓練の冒頭、山田副市長が訓練を通じて課題を見つけていく旨をおっしゃられておりました。私も同じ思いを持っております。 実際に訓練を行って見えてきたものがあると思います。と同時に、参加された方々それぞれにアンケートも取られておりましたので、それも踏まえ、今回の訓練を通して見えてきた課題についてお尋ねいたします。
■答弁:危機管理監
参加者からは、二次元コードを活用した情報提供は分かりやすいといった御意見があった一方で、通信環境が悪い場合や、高齢者、スマートフォンを持たない方への対応など、アナログでの対応も検討しておく必要があるとの御意見をいただいております。
今回の訓練を踏まえ、より多くの帰宅困難者が発生した際の、外国人観光客をも含めたスムーズな受付、避難誘導、的確な情報提供などについて検討を重ねていくことが重要と考えております。
(黒口)
帰宅困難者対策の中での備蓄についてです。 この訓練で配られていたものというのは、飲料水、非常食、防寒具などがありましたが、携帯トイレもしくは簡易トイレがなかったように見受けました。
能登半島地震でも重要な課題として浮き彫りになってきたトイレ対策についてはどうお考えでしょうか。
■答弁:危機管理監
帰宅困難者に対するトイレ対策につきましては、金沢駅のトイレが使用できなくなった場合にも対応できるよう、現在、金沢駅地下倉庫内に携帯トイレ2,500セットを備蓄しております。 今後もトイレトレーラーの配備や携帯トイレの備蓄の充実を進めることといたしております。
(黒口)
この訓練では、帰宅困難者の誘導は一時避難場所の1か所を訓練として行われましたが、発災したときには金沢駅周辺の帰宅困難者をどれぐらいと想定して、周辺にそうした一時避難する場所などスペース、施設をどう確保されているのか、そのお考えを聞きたいと思います。 対策マニュアルの完成時期、その見通しと併せてお尋ねいたします。
■答弁:市長
能登半島地震の際ですけれども、金沢駅周辺には2,000人を超える方が一時的に避難していたということであります。 現在は、今回の訓練で使用した県立音楽堂や近隣の宿泊施設3か所で約2,500人の一時避難が可能なスペースを確保しております。
一方で、県の地震被害想定では、金沢市内全域で12万人を超える帰宅困難者が発生するとされておりまして、こちらについてエリアごとの数字は示されておりませんので、現時点で金沢駅周辺の帰宅困難者数を想定するということは難しい状況であります。
引き続き近隣のホテルや商業施設などと連携して、より多くの一時避難場所が確保できるように努めてまいりたいと存じます。 帰宅困難者マニュアルについてでありますけれども、今回の訓練結果を踏まえますとともに、改めて関係機関の意見も伺って年度内に策定したいと考えております。



