【金沢市議会】一般質問⑤ 市街地でのクマ対策|金沢市議会議員・黒口啓一郎
Q:市長判断で市街地でのクマ銃猟を可能にする改正鳥獣保護管理法の施行にあたり本市の対応
次の質問は、熊の対策についてお聞きいたします。 今月1日から、改正された鳥獣保護管理法が施行されました。全国的に市街地への熊の出没が相次ぎ、より迅速な対応が求められることから、これまで禁止されていた住宅密集地での猟銃の使用が、一定の条件を満たせば、自治体の判断で市街地でも猟銃の使用が可能になったものです。緊急銃猟と呼ばれる制度だそうです。これについては、本市ではどのような運用となり、これまでとは何が違うのでしょうか、お聞きいたします。
■答弁:農林水産局長
本市ではこれまで、地域内で熊等の出没により市民に危険が差し迫った場合には、警察官立会いの下、警察官職務執行法に基づき、銃猟をすることが可能でありましたが、新たな緊急銃猟制度におきましては、条件付ではありますが、市長の判断で住居集合地域等や建物での銃猟が可能となったものでございます。市長の判断で銃猟を可能とするためには、国が示した緊急銃猟ガイドラインにおける場所、緊急性、方法、安全確保の4条件を満たす必要がございます。これを本市の危機管理マニュアルに、緊急銃猟への対応として追加し、実施体制を整えたものでございます。
(黒口)
この質問を取り上げさせていただいたのは、これまで市からそういった情報が出てこないなということが気になって、質問として取り上げさせていただきました。なぜなら、やはり熊の出没というのは、非常に市民の方々、関心が高いです。県の調査では、今年、ツキノワグマの餌となるブナの実が大凶作と見込まれ、熊出没の懸念は例年より高まっております。市内における今年度の熊目撃痕跡情報は、9月4日現在で30件でした。例年秋というのは、熊出没が増える時期と言われております。人の生活圏への熊出没には、やはり市民の関心は高く、これまでもメディアは敏感に伝えております。本市の動きが、そういった新聞とかテレビの報道で断片的には出ておりましたけれども、こういう情報こそ、本市からタイムリーな発信をお願いしたいと考えるものです。そういった発信の在り方について、本市の所見をお伺いします。
■答弁:農林水産局長
議員仰せのとおり、昨今、熊の出没が頻発しております。そのような状況の中、本市におきましては、これまでも市の公式ホームページやSNSを活用いたしまして、熊やイノシシの出没状況の提供等を通じて、広く市民に注意喚起を促しているところでございます。これに併せ、今後は緊急銃猟制度についても周知することといたします。また、庁内の関係課や県、猟友会などとも連携いたしまして、今後、定期的に制度への理解を深めるための研修会や緊急銃猟の実施手順を確認するための合同訓練を開催することとしております。これらの取組を広く市民に周知することで、さらなる注意喚起を促してまいります。
(黒口)
ありがとうございます。市民の関心が高いテーマですので、積極的な発信をお願いしたいと思います。以上で、私の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。



