2024年12月議会一般質問①【能登半島地震・今後の被災者支援】
1:今後の被災者支援
①補正予算案に示された取り組みの背景、今後の課題を聞く
1つ目は、能登半島地震の被災者の方々への支援です。
元日に能登半島地震が起こり、そして9月21日には奥能登豪雨がありました。未曽有の災害からもうすぐ1年がたとうとしております。本市における被災からの復旧・復興、そして同時に能登被災地の支援に尽力される市の職員の皆様には敬意を表します。
また一方で、今後も息の長い支援を続けていくことが大事だと考えております。被災した金沢市民の支援、能登から避難してこられた被災者の支援、そうしたこの補正予算に盛り込まれた取組、この中に背景や解決すべき課題、どういったものがあるのか、市長にお伺いいたします。
■答弁:市長
今回の補正予算では、県の復興基金を活用し、住まい再建支援事業など先般示された県内統一の基本メニューに沿った支援策や、本市独自の取組として、文化やスポーツを通じた能登復興支援策を計上したほか、現在の復旧・復興の状況に鑑み、被災した児童の保育料や副食費、児童クラブの利用料などの各種利用料の減免措置を延長することといたしました。
また、大きな被害があった粟崎地区や神谷内町葵地内の本格復旧が長期間にわたることに加えて、9月の豪雨も重なり、能登地域から本市への避難を余儀なくされている方々が日常を取り戻すまでにいまだ時間を要するという中で、今後も復旧・復興の段階に応じた必要な対策を講じていきたいというふうに思いまして、被災者に寄り添った支援のために今回予算を計上させていただきました。
②文化芸術スポーツ団体の復興支援事業の被災者への周知・広報
今、市長の答弁の中にあった、まさに寄り添った支援というものがこれからも本当にじっくりと取り組んでいかなければいけない支援の在り方、姿勢なのではないかなと私も思っております。 その中で気になるところがありまして、今回盛り込まれた補正予算の新事業の中から、文化スポーツ事業の開催支援についてお聞きしたいと思います。被災地や本市で被災者を無料招待する文化芸術、スポーツの催しに本市から補助を出す事業が提案されております。
被災者の支援、復興支援につなげる取組というところでは、私も賛成するところです。ただ一方で、被災者の方々にはこの取組によって開かれる催しというのが、どのように周知されるのかというところがちょっと分かりません。支援の仕組みを見ていますと、補助を出す催しの広報というのが、どちらかというと主催される団体のほうにお任せするのかなという印象を抱くんですけれども、この点については、本市から被災者への周知広報支援をされるのかどうか、考え方についてお伺いしたいと思います。
■答弁:文化スポーツ局長
復興支援事業に関する催し物の広報につきましては、その経費を補助対象としますことから、まずは主催者に積極的に広報していただきたいと考えております。加えて、本市といたしましても、文化芸術活動については、受付窓口となるアーツカウンシル金沢のウェブサイトでの発信のほか、スポーツにつきましては、競技団体やスポーツ推進委員のネットワークを通じた周知のほか、いずれの催しも市のウェブサイトの災害に関する情報ページやインスタグラムなどの公式SNSも有効に活用していきたいと考えております。また、インターネットの活用だけではなく、被災者支援を目的に金沢福祉用具情報プラザで開催している「あつまらんけ~のと」や金沢市民芸術村で開催しておりますオープンサロンのように被災された方が集まる場でも直接情報を届けていきたいと考えております。
(答弁に対する所感)
多様な取組をされるということで、今、局長から御説明いただきましたけれども、やはり金沢のほうに被災された後避難されてきて、みなし仮設としての賃貸住宅などに入られている方々は市内各所にいらっしゃると思います。なかなかホームページとかそういった主催窓口の情報を見に行くというのは考えにくいなと、私は感じております。むしろ、「あつまらんけ~のと」ですとか、オープンサロンとか、そういった被災された方々が集まる場所、むしろ、そういった方々に直接情報が届くところに、こういった情報がしっかり発信されていってこそ、この支援の意味があるのかなと思いますので、そういったところにぜひ力を入れていただきたいと思います。



