2024年9月議会一般質問④【インフラ整備】
4:西金沢駅周辺のインフラ整備について
①都市計画道路泉野々市線および西金沢駅通り線の進捗状況
(黒口)
次の質問です。西金沢駅周辺のインフラ整備についてお聞きします。
まず、都市計画道路泉野々市線について伺います。用地取得が98%、工事全体の進捗率が事業費ベース49%まで伺っておりますが、予算が計上されている今年度はどこまで進むのでしょうか。また、完成時期が見通せるのはいつになるのかお尋ねします。
■答弁:土木局長
都市計画道路泉野々市線は、整備延長が1,305メーターであり、このうち、石川県が東側の645メーター区間を、金沢市は西側の660メーター区間を連携して整備することとしております。本市が整備する区間については、今年度、調整池の設計などに着手したほか、北陸鉄道石川線をまたぐ高架橋の橋台工事にも着手する予定であります。
石川県が整備する区間については、昨年度に事業着手し、設計なども進め、今後、用地交渉も進めていくと伺っております。用地交渉も伴っていることから、現時点で完成時期の見通しをお示しすることはできませんが、今後とも石川県と連携を図りながら、早期の完成を目指してまいりたいと考えております。
(黒口)
県との連携というところで、整備を今進められているという話をお伺いしましたが、そういったところで、ちょっと関連して、泉野々市線では、米泉町6丁目付近からIR西金沢駅に通じる西金沢駅通り線が併せて計画されております。
泉野々市線を生かした公共交通とのアクセス向上に重要な役割があるとお見受けするんですけれども、こちらのほうは用地取得、完成時期の見通しというのは、本市としてはどこまで把握されているのでしょうか。
■答弁:土木局長
西金沢駅通り線については、整備延長332メートルを石川県が全線整備することとなっております。石川県からは、昨年度より事業に着手し、設計などを進め、今年度から用地測量及び建物調査に着手する予定としており、今後用地交渉も進めていくことから、現時点において泉野々市線同様、完成時期についてお示しすることは難しいと伺っております。
(黒口)
用地交渉が、やはりゴールを見通すところでは、なかなか先を見通しづらいところのテーマとなるのかなというのが、今の話を伺って感じたところなんですけれども、やはり西金沢駅周辺の開発に資する道路整備というところになりますので、ゴールが見えるような取組が進んでいくことを期待して、引き続きの取組をお願いしたいと思っております。
②北鉄石川線のIR乗り入れ検討
(黒口)
この地域に関連して、少し角度を変えてお聞きいたします。北陸鉄道石川線とIRいしかわ鉄道の利便向上についてお聞きします。石川線のみなし上下分離方式導入に向けて、実施計画を国へ申請される段階まで進んだとのことですけれども、その中に、石川線の存在価値を高めるためにIRに乗り入れて金沢駅へ直通運転する検討というのは、本市としては今、その価値、重みをどのように捉えているでしょうか。
昨年度の沿線自治体首長会議では、技術的なハードルがあり、その検討を中長期的な検討と位置づけられております。実現へのハードルの高さをどう捉えておられるか、市長の考えをお伺いします。
■答弁:市長
北陸鉄道石川線のIRいしかわ鉄道への乗り入れにつきましては、北陸鉄道線のみなし上下分離方式による再構築を進めるという上で、石川線の抜本的な利便性向上策につながるというように思いますし、それによる乗客者数の増も見込めるというように考えておりますので、大きな効果があると認識しております。一方で、北陸新幹線高架橋の橋脚間への線路の敷設、また乗り入れのための線形、電圧・信号の変更など技術的な課題がございますし、また、ダイヤの調整や線路使用料の検討などの運用面での課題もございます。それらをクリアできるかという見極めも含めて、今後、北陸鉄道あるいは県・沿線市と共に、中長期的な検討を進めることとしております。
(黒口)
気になるところは、やはり技術的なハードルのところで、中長期的となりますと、かなり時間を要するという印象を抱きます。これが今後の技術開発とかで解決されるのか、はたまた大きい投資が必要となるのか、時間をかけて検討していく要素というのはどういったところにあるのかというところが、私どもにとっては分からないところであるんですが、ここについては、どのように捉えていけばよいのかお伺いします。
■答弁:市長
おっしゃられるとおり、技術的にできるところ、そして財政負担も含めて、調整が必要というように捉えております。まずは、現在のみなし上下分離方式を着実に実施すること、そして、北陸鉄道を含めた安定経営が見通せるかどうかということ、これに加えて、利便性の向上について、これから北陸鉄道だけではなく、県・沿線市町と共通の課題として検討していきたいと考えております。
(黒口)
やはり鉄道の利便性向上というのは、特に大都市圏の動きを見ていても、相互的に乗り入れをすることによって利便性の向上を図るというのが、大都市圏に見る、学ぶべきところかなと思います。いろいろとハードルはあると思うのですが、ぜひ実現に向かった検討がこれからも進んでいくことを願って、次の質問に移りたいと思います。



