2024年6月議会一般質問③【熱中症対策について】
クーリングシェルターに公民館を加えることはできないか
(黒口)
この夏の熱中症対策についてお尋ねいたします。 直近の情報では、気象庁はこの夏、ラニーニャ現象による猛暑となる可能性があるとしています。 災害級の暑さという表現が毎年聞かれるほど、暑さに備えることが求められていますけれども、環境省は、熱中症警戒アラートの1段上に、熱中症特別警戒アラートを設け運用を開始しました。
本市の熱中症対策としては、市長は提案理由説明で、公共施設の一角に避暑休憩スペースを設けるクーリングシェルターを当初予定から拡充して、市内の図書館など14か所で設置すると述べられました。 私は、この14か所にとどまらず、クーリングシェルターをきめ細かく設けてはどうかと考えます。 立ち寄りやすく各地区に1か所、地域とつながりのある拠点という意味では、公民館をクーリングシェルターに加えることはできないでしょうか。 そこで、まず公民館の利用状況をお尋ねします。
■答弁:教育次長
令和5年度の地区公民館における1館当たりのSDGs学級などの各種事業の各開催事業数は、1日平均で約3回、利用者数は約48人でございました。 それぞれの公民館によって状況は異なりますが、比較的まだ余裕がある館も多いと認識しております。
(黒口)
比較的余裕がある公民館の状況というのは分かったわけですけれども、この夏というのは、政府の電気・ガス料金の補助金制度が終了して、今後電気代が値上がりしてきます。能登半島地震で被災して市内のみなし仮設住宅に入居された方々がこの夏多数おられるという、昨年と大きく違う状況もあります。
そういった中では、身近な場所にある各地区の公民館で、空いている部屋、スペースがあれば、猛暑予想の中で、電気代が上がってくる、熱中症リスクへの対応を考えなければいけない、こういうときに、公民館もクーリングシェルターとして備えていくことができないかと思うのですけれども、その検討を求めたいと思いますが、御所見を伺います。
■答弁:市長
クーリングシェルターは、気候変動適応法の改正によって、夏場の高温時に市民が暑さをしのぐことができるよう、今年度から設置するものであります。 実を申しますと、このクーリングシェルターについて、今回の補正予算で事務的に上がってきた際に、もう少しこの半分以下の箇所数で始める予定でありました。 一方で、災害級の暑さとも言われる暑さの中で、開放できるところはもっと進めていったらどうかというような指示もいたしたところで、今回の14か所という箇所数に広がったところでもあります。 こうした中で、まずは、本庁舎や福祉健康センターなどの公共施設の一角で、今年は始めさせていただいた上で、利用状況や効果についての検証をしていきたいというように思います。その結果を踏まえた上で、次年度以降で、公民館のほか民間施設なども含めて、利用者が多いと見込まれるような施設への拡大を検討していきたいと存じます。
(黒口)
今後できるだけ広げていくことを視野に入れられて検討されていくということですので、そういったところで、できる限り早く、可能であればこの夏からできるところは少しでも増えていくということを期待して、次の質問をしたいと思います。
日陰がない屋外スポーツ施設での熱中症対策について
(黒口)
熱中症対策について、もう一点、屋外での熱中症対策というところをお聞きしたいと思います。テニスとか野球とかサッカーとか、屋外でのスポーツをする方々にとっては、グラウンドやテニスコートとか、そういったところで日陰となる場所の確保が対策の一つと考えられます。日陰によって直射日光や地面からの赤外放射を避けることによって、ひなたと日陰では体感温度が7度違うと言われております。屋根のあるベンチや日よけのひさしとなるものを設置することが熱中症対策につながると考えますけれども、この観点について市長の御所見を伺います。
■答弁:市長
スポーツ活動における熱中症対策につきましては、国や各種スポーツ団体のほうの指針に基づいて、施設管理者から利用者に対して、無理な運動の回避、水分・塩分の補給などを呼びかけております。一方で、スポーツ施設設備に関する国の指針の中で、熱中症対策としての屋根のあるベンチ等の整備は求められておりません。今のところ、それら施設を新たに整備することまでは考えておりませんが、屋外でも安全にスポーツを行える環境を整えるということは大事な視点だと捉えております。今後、熱中症対策に係る国の動向等を注視してまいりたいと存じます。
(黒口)
スポーツ施設に限らず、そういった厳しい日差しを遮るようなひさしを設けるとか、そういうのは公共施設はよくあることだと思います。スポーツ施設においても、そういったところを前向きに御検討いただけないかと思いまして、次の質問に移らさせていただきます。



