金沢市議会議員 黒口 啓一郎

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2024年6月議会一般質問①【補正予算案・能登半島地震①】

1:補正予算案に盛り込まれた事業について

①被災者生活家電購入助成費

(黒口)
まず、補正予算案について2つお尋ねしたいと思います。
1つ目ですが、この補正予算案では、被災者生活家電購入助成費が予算追加され、1億円が計上されました。能登半島地震で被災し、賃貸型応急住宅、いわゆるみなし仮設住宅への入居を決め、金沢市内の賃貸住宅に入居された方々が多数おられます。この助成は、1世帯上限13万円ですので、前回の予算と合わせると、少なくともみなし仮設に入居された1,269世帯に助成できる計算となります。そこで、本市で把握している金沢市内のみなし仮設に入居した世帯数の実数と比較した場合、これは全ての世帯をカバーできている予算となっているのでしょうか。見通しをお伺いいたします。

■答弁:福祉健康局長

今回お諮りしております被災者生活家電購入助成費は、既にみなし仮設住宅等に入居中でいまだ申請のない世帯や、これから入居すると想定される世帯の分を見積もっております。必要な額を計上しているとは考えてはおりますけれども、今後の被災者の動向を見ながら、不足が生じるようであれば、適切に対応してまいりたいと思います。

 

(黒口)
私としては、今市内のみなし仮設に入居された世帯数と比較した場合どうであろうかというところをお聞きしたかったんですけれども、市内のみなし仮設に入居されている世帯数というのは今、本市で把握されているかどうか、ここをちょっと確認したいんですが、お願いします。

■答弁:福祉健康局長

県からの情報にはなりますけれども、約2,500世帯というふうに把握しております。

 

(黒口)
およそ2,500世帯ということでありますけれども、となりますと、今予算計上されているのが、その半分ほどということになるんですけれども、これはそれぞれ皆さん、みなし仮設に入居された世帯、被災者の方々というのは、こういった助成があることを分かっていて申請がされていないのか、まだ伝わっていないのか、こういった状況というのは、本市のほうで把握されているんでしょうか。

■答弁:福祉健康局長

みなし仮設住宅の申込みを受け付けております被災者生活支援総合窓口におきまして、こういった家電購入助成費の制度があるということは御案内はしております。その上での現在の申請の状況でございます。

 

(黒口)
できる限りの周知をされているということだと思うのですけれども、やはり広く周知されて、この助成ができる限り全ての世帯に行き渡るような形で進んでいくことを期待しております。

①関連:孤独死防止対策の取り組みは

(黒口)
そこで、もう一点、みなし仮設に入居した被災者の方々への支援というところで関連して、孤独死防止策についてお聞きしたいと思います。
熊本地震の場合、震災が起きてから、みなし仮設住宅に入居した方の孤独死を防ぐための対策が課題となっていました。能登半島地震では、5月の中旬に、輪島市門前町の仮設住宅で、独り暮らしの女性が室内で病死する孤独死があったとの報道がありました。孤独死を防ぐには、隣近所でお互いを知り、コミュニケーションを図れる機会を積極的につくることが鍵だとの指摘があります。馳知事は災害関連死を出さない取組を進めるという意向を示されて、県議会で、震災関連死を出さない、孤独死を発生させないための見守り体制を強化するための官民連携の復興センターを拠点として、プッシュ型の支援を強化していきたいと述べられていますが、こういう中で、本市においても、今ほど数字がありました約2,500世帯おられるという、市内のみなし仮設の住まいに入居した能登被災者の方々を孤独な状況とならないように支援していくことが大事だと考えます。)
生活家電購入助成の申請をきっかけに連絡が取れることにも当然なっていくでしょうし、県との情報共有がさらに進んでいくという中で、本市からコンタクトが取れて、地域とのつながりやコミュニケーションが生まれやすいように支援ができるのではないかと考えますけれども、現状についてまずお聞きいたします。

■答弁:福祉健康局長

みなし仮設住宅の申込みを受け付けております被災者生活支援総合窓口におきましては、支援制度の手続を説明いたしますとともに、市内の各地で開催されておりますコミュニティカフェなどの高齢者の集いの場であったり、子育てサロンを紹介するチラシを配布させていただいております。そういったことで、地域とのつながりにも配慮しているところでございます。さらに加えまして、市内のみなし仮設住宅に入居している被災者に対して、金沢市社会福祉協議会が生活支援相談員による個別訪問を実施しておりまして、見守りや相談等の支援を行っているところでございます。

 

(黒口)
今ほど御説明いただいたそうした取組に加えて、今後、被災者の孤独な状況を防ぐ手だてとして、この夏以降は、本市でどのような取組を加えられていくのでしょうか。本市の考えをお伺いします。

■答弁:市長

現在、金沢市社会福祉協議会が金沢福祉用具情報プラザにおきまして、被災者の交流や支援、相談の場、また、ここでは集いの場、カフェも開催しておりますが、「あつまらんけ~のと」として開催しています。不安や孤独感の軽減を図っているところであります。今後、市内の各地域においても同様の取組を行うことができないか、地域の関係団体と協議してまいりたいと存じます。

 

(黒口)
こういった支援というのは、やはりきめ細かさが必要だと思います。これからも、息の長い寄り添った支援というところでは、そういったところがより充実していくことを期待して、次の質問に移りたいと思います。

 

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2024年07月08日 19:44